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米国のApple TV+よりA Spike Lee Joint「Highest 2 Lowest」観ました!
主演はデンゼル・ワシントン。
スパイク・リーとデンゼルが久しぶりにタックを組んで最高でしたけど。
他の俳優陣も名優揃いで、観ていてわくわくした。
映画の中で流される音楽も、とにかく期待してしまっており、聴きながらいちいちなるほどと納得した感じ。
スパイク・リー映画は、何気ない会話やシーンの1つ1つに意味があったりするので、どれも見逃したくなく私は、かなり集中して観た。
「Highest 2 Lowest」は、1963年に公開された黒澤明監督の「天国と地獄」を元に創られたとの事。
しかしまた、「天国と地獄」も、アメリカの推理小説家エド・マクベインの小説「キングの身代金」に触発された黒澤明監督が、それを映画化した作品らしい。
日本のエッセンスが、組み込まれたスパイク・リー映画なんて珍しいと思ったのですが、脚本はハリウッドが手掛けたもので、主演の話をもらったデンゼルが、スパイク・リーに監督をやらないかと勧め、今回の「Highest 2 Lowest」が出来上がったのだとか。
だから、40エーカー・アンド・ア・ミュール・フィルムワークスの他、いくつもの制作会社の社名があったんだ。
A24が関わっていたのにはちょっと驚いたけど。
「天国と地獄」が、アフリカ系アメリカ人の文化の1つである、ヒップホップを絡めた物語になっているってとても面白いけど、もしスパイク・リーが監督を務めていなければ、あそこまでNYCに住む人々の文化に寄り添った作品にはなっていなかったかもしれない。
バスケットボール、地元で愛されているニューヨーク・ヤンキース、反対に毛嫌いされているボストンのレッドソックス、プエルトリコの文化。
夫も私もNYCには住んだ事がないため、あくまでも想像というか、今ある知識の範囲内での受け止め方ですが。
映像の中の背景も、スパイク・リーらしくやはり細かく手が込んでいて、主人公キングが住む家にはバスキアの絵や飾られていたり、子供部屋にはカマラ・ハリスの絵が飾られていたり。
あまり、映画の内容とは直接関係ないのかもしれませんが、ショックを受けたのは、バスケットボールをしてジョーダン・シューズを履いているのに、子供達がマイケル・ジョーダンの名を聞いた時「誰?」と言った事。
夫と悪い冗談だよね?と苦笑いしたのですが、他のTVドラマでも聞いた事あるんですよねこのセリフ。
ジェネレーションギャップって事なのか。。。
バスケットボール界の神様でしょうよ。
スパイク・リーは、黒澤監督のファンで御本人と直接会いサインをもらった事があるそう。
出典:Spike Lee(@officialspikelee)/ Instagram
この事実は知らなんだ。
同じ日本人としてちょっと嬉しい。
NPR(National Public Radio)が、映画「Highest 2 Lowest」についてスパイク・リー監督にインタビューした内容がこちら。
With ‘Highest 2 Lowest,’ Spike Lee puts a hip-hop spin on Kurosawa’s 1963 classic
それと、忘れてはならないのが、悪人を演じた実世界でもラッパーのA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)。
ニューヨークのハーレム出身。
何人もの名優が出演される中、なかなかの存在感でした。
後半のデンゼルと彼が向き合うシーンはちょっと泣いた。
「Highest 2 Lowest」英語版 予告編
出典:A24 / YouTube
「Highest 2 Lowest」サウンドトラック
出典:Spotify
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