自分自身の気持ちの整理。旅立った叔父の事

white lily

-Photo by Trina Snow from Pexels

ブログの初っ端からあれですが、親戚の叔父が亡くなりました。

思っていたよりも病気の進行が早かったようです。

仲の良い親戚の父親で、若い時はやんちゃな人だったらしく、そのせいで親戚が小さい頃に離婚しており(ここは私の両親と違い書面上でも正式な離婚組)。

しかし、叔父はずっと地元に住んでいたので娘(親戚)に何かあればいつもかけつけていたし、叔母(母の妹)もその都度、叔父の事を頼っていた。

私の母も生前、叔父と仲良くしていて母の喫茶店を手伝っていた事もありました。

叔父は小料理屋をしていた事があるため料理に関しては、まぁプロ。

私から見た叔父はいつも優しく繊細で人がよく、気が弱い。

やんちゃな頃があったなど、到底信じられないような人でした。

そして、私が最後に叔父に会ったのは6年前。

これまた叔父(私の母の弟)のお葬式で。

叔父は書類上の離婚はしていたものの、とにかく祖母宅に頻繁に出入りしていたので、私からしてみればいつまでも親戚で、家族の一員のような。

ただ、寝る場所が違うだけという。

思い出しましだが、そういえば祖母の所有する家を借りて一時期は住んでいたんだった。

私の夫も叔父とは仲良くしており、一緒に家族旅行した事もあるので叔父叔母が離婚しているのかしていないのか、未だにハッキリわかっていませんでした。

当の娘の気持ちは、そう単純にはいかなかったようですが。

まぁ、そうですよね。

積み上げられていった歴史は消えないし、幼い頃に傷つけられてしまった心の傷はそう簡単には癒えないもの。

彼女も一人っ子なので当然、彼女しか叔父の身辺整理をできる人はいないわけだし、叔母も年ですし。

ここのところ、彼女の話になると何度も、何度も言いますが本当に彼女が結婚していてくれて良かった。

強い心の支えになっている様子。

彼女が結婚したのは去年の11月で、叔父の病気が発覚したのがその後。

後日談によると叔父の病気、本人はもう少し前にわかっていたらしいのですが、結婚目前の娘を前に病気の事を伝える事はできなかったのだそう。

私の時も同じ事を感じましたが、人生の流れには順番的なものがあるのかなと。

そして、6月は母の命日がある月でもあり、同じ月に病状が急変し旅立ってしまった叔父。

最期は結構、体中痛がっていたらしいのでふと三途の川のほとりに母が立っていたとか。

もう苦しむ必要ないよと。

残された者は自分たちの都合のいいように、そんな事を考えてみる。。。

母と叔父、今頃は天国から外界を見下ろしつつ、のんびりコーヒーを楽しんでいるのかも。

子供の頃から沢山の楽しい思い出をありがとう。

夫に優しくしてくれてありがとう。

おじちゃん、どうぞ安らかに。

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