ハンカチで思い出したけど

orange clouds sky

-Photo by Arthur Ver. from Pexels

今朝は濃いオレンジとブルーの空が見惚れるほど綺麗な朝焼けでした。

夕焼けかと勘違いしてしまいそうな。

徐々にそれがピンクとブルーのボーダーになっていき。

写真に収められるほど意識がハッキリとしてなかったため、画像は無いのですが。

その後は強風にあおられている。

相変わらず変な天気続きですが、明日から再びこの時期らしい寒さが戻ってくるらしい。

カリフォルニア北部は豪雨被害が凄まじく、マストドンでお知り合いになったNYC在住の方が言うには年明けは雪も降らず暖かかったそうで、全米各地がおかしな天気。

ハンカチで思い出した微妙な恋バナ

私は、日本気象協会公式WEBサイトにある「季節・暮らしの話題」を読むの割と好きなのですが、そこで「ハンカチの正しい洗濯方法を素材ごと・加工ごとに徹底解説」というタイトルを見かけ。

”ハンカチ”でふと思い出した90年代初めの出来事。

地元で実家暮らしをしており、東京で働くという事が現実味を帯びてきた頃に出会った気になる男の子がいて。

その人は東京で生活してみたけれど、自分には合わなかったのですぐに戻ったと言っていた。

ふわりとした雰囲気の中に確固たる意志が見え隠れする、わかり易いけどわかり難いような、しかし全体的にとてもキュートな人。

出会ってたかが3ヶ月ほどで私は地元を離れたのですが、その人の事は確実にその時好きと思っていて。

一緒に遊ぶ事が楽しくて”東京で働く”となかなか言い出せず。

その人は東京に否定的な意見を持っていたし。

そんな中、東京に住み文化服装学院に通っていた里帰り中の彼の友人と一緒に飲む事になり、その友人と私が意気投合。

彼の友人はHip hop好きで当時はダンスに夢中だった男の子。

話の流れで私が東京で働く事を知ったその人は、そんな話知らなかったと動揺した。

別に付き合っていたわけではないので特に弁解などしなかった私。

都会の生活がまだ自分に合うか合わないか分からないのだし、もし付き合うのだったらしばらくは遠距離でもいいのでは?的な考えが私にはあったと思う。

しかし、短かったけど東京生活にすっかり疲れてしまっていたその人は私との連絡を絶った。

それで結構腹を立てていたのだと気づき、彼にも案外暗いとろこがあって、やっぱり可愛い人なんだと。

完全に連絡を絶たれてしまった私はそのまま上京、と言っても住まいは川崎でしたが、文化に通っていた彼の友人はのちに私の親友となる。

で、ハンカチ。

上京してまだ間もない頃、電話で話したり会ってご飯を食べたりしていた親友に”彼”とはどうなっているのかと聞かれ、どうもこうも連絡を絶たれていると話すとこの頃は様子がおかしくて、生活が荒れているようなので元気づけて欲しいと言われ。

悩んだ末、良い大人の女を演じるべく私は彼を元気づける手紙を書いて送った。

携帯電話やネットがまるでない時代のお話ですからね。

手紙の中には彼が好みそうな、私が勤めていた会社のブランドの、クールでユニークなデザインのハンカチも入れて。

どこかの店舗でそのハンカチを見た瞬間、彼に似合うとピンときたので買って取っておいた。

私はハンカチの贈り物が「別れ」を意味するなど全く考えずに。

そんなのだって、昭和は昭和でも母親の時代の話でしょうと思っていた。

それからしばらくすると、親友から彼の生活が波に乗ってきた事やとても可愛い年下の彼女が出来た事など聞いて、私自身は都会暮らしを心の底から楽しんでいたくせに、勝手ながら胸は痛んだな。

それで、地元は狭いので何度目かの里帰りの時、これまた親友の繋がりにより彼と再会する。

その時に言われてしまった「ハンカチの意味は俺にもわかったよ」と。

いやいやいやいや違うそれは誤解とさんざん言ったけれど、結局お互いそんなの今はどうだっていい現実で生活していた。

何かが始まるわけもなく、どうなる事でもない。

それも随分昔のお話。

日本はコロナ第8波?などと報道されているけれど、元気かなと思ったり。

本日はそんな事でした♪

今日はようやく木曜日。

今週は日の進みが遅いと感じる。。。

皆さまの今日がよい1日でありますように♡

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