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新しい映画館で
それは私と夫が、「Bad Boys for Life(バッドボーイズ フォー・ライフ)」を観に行った映画館でのお話。
新しくオープンしたばかりの映画館に行ったのですが、建物や内装は当然新しくて◎
しかし、座り心地の良かったリクライニングチェアは、ローカルなアメリカ人には少々狭すぎるのでは?と思ってしまった。
椅子をリクライニングさせるボタンと、お尻を温めてくれるボタンが内側にあるのですが、夫は操作しづらそうでした。
ちなみに夫の体型は、白人の方々からはよく、フットボール選手やバスケットボール選手に間違われますがアメリカ基準でいうと、まだ標準の域じゃないかな?と思うんですよね。
もっと大きい人は男女共にざらにいますし。
それで、そんな体型の夫でもヒップがそのボタンに当たってしまったようで、消せずに映画が終わるまで妙に暑かったのだとか。
その他のサウンドシステムや画面なんかは申し分なく良かった。
ですが、今回の映画は隣に座ったカップルにイライラ。
こんなカップルの横はもう座りたくないと思った出来事
そのカップルは映画が始まって10分ほど遅れて入場して来られ。
遅れて入ってくるのは別に良いのですが、その後、彼女が食べ物を買ってくるからお金を頂戴と彼氏に立ったまま話しており。
二人はひとしきりやり取りをしたあと、彼女が食べ物を買いに行き、持ち返ってきて私の横に着席。
落ち着いて食事を始めるのかと思いきや、携帯のライトで照らさないと食べ物が見えないらしく、それはパスタと思われるのですが、チーズやら何やらの封を切りそれをパスタに振りかけている様子。
とにかく、滅茶苦茶何度も携帯のライトで明かりを照らす。
そして、その振りかけたチーズの臭うこと。
流石に何かを感じた彼がライトを注意し、何を振りかけているのかと質問。
そんな彼氏に彼女は、ライトを照らさないと全然見えないのよ!チーズだよ、チーズを振りかけたのよと。
その後、やっと食事を始めたわけですが、まぁライトは何度も何度も照らし続ける。
これはね、しかし、映画館も食事を販売している割にシアター内が暗すぎるとは思いました。
他の食事が出来る映画館のシアター内はもっと明るい。
そして、あんなに臭うチーズを使用した食事をしている方の横に私は、偶然かもしれませんが今まで座ったことがない。
私、チーズは大抵のものは大好物なのですが。
そして、食事の後はしばらく彼氏とお喋り。
「バッドボーイズ フォー・ライフ」はアクション映画なので、激しいアクションシーンがあれば、話し声は聞こえないのですがシリアスなシーンになるとまた二人の声が聞こえだす。
これが1時間ほど続いた後、彼女はようやく落ち着いてくれました。
何度も注意しようかな、とは思ったのですが二人が若かったので何となく注意できなかったんですよね。
空いた席があったら、移動しようとも考えましたがシアター内はまずまず満員。
もしかすると、これが彼女にとっては生まれて初めての映画だったかもしれないし、決して安くはない映画館の食事を充分に満喫したかったのかもしれないし、母国語が英語ではないところの出身で、彼に映画の内容を尋ねていたのかもしれない。
そんな事を思いながらも”できた人”でない私は、イライラが小一時間ほど続いたんですけどね。
帰り道その事を夫に話すと、夫は花粉症が酷く鼻が効かなかった事で、チーズの臭いには全く気づかず、二人の会話も聞こえていなかったようでした。
しかし、そんなに臭うチーズなら必ず苦情がでるはずなので、販売するメニューの改善はされるかもしれないねとの事。
最後に
ふいに思ったのですが。
ここ何年も映画を映画館で観る人の人口は減っていると見聞きしますが、新しい映画館、この辺りの地域では確実に増えていますし、古かった映画館も次々と改装され座席が座り心地の良いものに変わってきています。
他の地域の事はわかりませんが、私の住む地域では、全米から移住してくる方々も多く、人口が増え続けているせいなのかなとも思ったり。
この地で生まれ育った保守的な人々の中には、よそ者が来るせいで土地の価格が高騰し、町が変わり住みにくくなったという人もいますが、私はどんどん変わってくれ!その方が私は住みやすくなると思っています。
ただ、どこをどう転んでも海はないけれど。
あ、そうそう。
最後に新しい映画館の話に戻りますが、アルコール類はある程度揃っているのに、コーヒーがなかった事がこれまた残念×
なぜ販売しないのだろう。
謎。
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