トラウマになったと思う?「ヘアサロン」での体験話と自身の美容師遍歴

Asian Hair

-Photo by Ambar Simpang

この頃にトラウマが芽生え始めた?幼少期

祖母が日本舞踊をしていたため、物心がついた頃には私も日本舞踊をしていたのですが、そんな事もあり幼少期から美容師さんにはとてもお世話になっていたんです。

幼稚園の頃からですから3歳くらいから?

シャンプーをされたり、髪の手入れをされたり子供だった私からしたら、生まれて初めての美容師さんはまるで保母さんのような存在。

しかし、その美容師さんいつも笑顔で迎えてはくれたのですが、後から思えば物凄く扱い方が激しかった。

祖母はいつも私を預けて買い物などに行ってしまいますから、そこでは美容師さんたちと私だけ。

担当してくれる女性の美容師さんは、私の髪をとかす時、頭がブンブン揺れるほど激しくとかすから痛くて、シャンプーは汚いものでも触るような手つきと目つきが怖かった。

もしかすると、子供が苦手だったのかもしれませんが。

ですからその頃は美容室へ行くのがとても嫌でしたよね。

完全にトラウマの刻印を押されたと思う思春期

そんな私も中学生になると、自我がすっかり目覚め日本舞踊より友達と遊んだ方が楽しいと、母親を味方につけて踊りを辞めさせてもらいました。

それと同時に髪の毛も流行りのショートヘアにしようと意気込んで行った、友達のお姉さん行きつけの美容室♪

子供の頃からずっと長かった髪を初めてショートにしたその美容室では、耳たぶをザックリと美容師さんにあのよく切れるハサミで切られました。

流石に、耳たぶが落ちるほどではありませんが血はダラダラと流れ、まだピアスの穴も空けたことがなかった時代ですし、本当に無茶苦茶痛かった。

もちろん、その美容師さんはたくさん謝罪してくれましたよ。

その時の美容師さんも残念ながら同性である女性でした。

その後、別の美容室でパーマをかけてもらった際には、首筋に低音火傷を負い傷はしばらく消えないままでした。

それは、私が美容師の方に「熱いです」と声かけをしなかったのが悪かったのですが、初めて行った場所で緊張して言えなかったんですよね。

この時の担当も女性の美容師さん。

全て、自身で担当の方を選ばなかったというか、選ぶということすらわからなかった学生時代の美容室遍歴は悍ましいものでした。

ただただ楽しくて浮かれていた青年期

その後、地元でディスコやクラブ遊びをするようになってから、遊び場で知り合った友人の中に美容師が何人かいて、まだ彼らは「見習い」だったので髪を切る事はできませんでしたが、彼らの勤める美容室に通うようになったんですよね。

友人にはシャンプーを、カットはそこのオーナーさんにしてもらい始めてから、やっと美容室って快適な場所なのだと思えるようになりました。

そして、美容室を「快適な場所」に変えてくれたのは男性の美容師たちだったから、余計に女性の美容師さんとの間に起こった事はトラウマになっている。

これは、ヘアサロンとは関係のない事ですがその時代、地元の私の周りの美容師やその卵たちは、趣味程度にDJ的な事をやっていて、お店にはターンテーブルがあり好きな音楽をかけてくれたりしていたから、それはもう極楽だった♪

それから、私は上京するのですが、私の周りには東京で暮らした事のある年上の人とか、上京を夢見る若者たちであふれていまして。

美容師の友人もその中の一人で、私より一年遅れで上京してきて、表参道の美容室で働き始めたので遊びに行く前に髪をやってもらってから、一緒にクラブやバーに出かけたり、私の販売員の同僚たちと美容師チームで合コンをやったりとま〜とにかくよく遊びました。

それと、東京では信号待ちをしている時などに、雑誌にも掲載されている有名な美容室の見習いの方から声をかけられて、気軽に「カットモデル」とか「パーマのモデル」を頼まれる。

しかもかなりリーズナブルなお値段で。

これって、上京して東京って凄いなと思った事の一つです。

このときばかりは馴染みの友人を裏切って、カットやパーマをしてもらいに行きました。

しかしながら、嬉しくて楽しかった浮かれた美容室時代は終わりを告げます。

時期は違いますが、友人は東京を離れ地元で自分のお店をオープンさせ、私は渡米などしてしまうから、一時期は美容室難民になることになる。

しかし、西海岸で結婚し在米するようになったからは、ゲイ・コミュニティに暮らしていた事が幸いしてその界隈で顔の利く方に、ゲイのスタイリストを紹介してもらったから有難かった。

彼も繊細で私好みのスタイリングをしてくれる人で、ときどき男を追いかけて蒸発することはあったものの、毎度元の場所へ戻ってきたから良かったのです。

美容室難民期

が、今現在ですよ。

完全に美容室難民。

セルフカットをしているのですから。

願わくば、気の合うゲイのヘアスタイリストと出会えたら幸せと思ってはいるのですが、それって性差別に当たるのかも。

でも、主婦の間では産婦人科医とヘアスタイリストは、ゲイの方々の人気度が高かったりするのも事実。

そして、地元に帰れば友人のお店で髪を切ってもらえると安心しきっていたのですが、長年の付き合いだったその友人は、地元から少し都会に引っ越しをしてしまったのでした。

地元でも美容室難民になったわけなんですよね・・・。

次に里帰りした際も、絶対日本のどこかのヘアサロンで髪をケアしてもらいたいとは思ってはいるのですが。

そして、夫にもらったヘアサロンのギフト券の場所に気の合うヘアスタイリストはいるのでしょうか。

ただただ、不安なんですよね。

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