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-Photo by Zengame–
90年代の前半、東京のアパレル業界で仕事をしていた頃、私はレディース服の販売をしていたのですがモード色が濃かったブランドだったため、男性のお客さまも時々いらっしゃったのですよね。
私は二つのブランドを渡り歩いたのですが、その二つとも細みの男性だったら着用できましたし、それがインポート物だったらなおのこと。
それで、私が友人と野外で行われるレゲエの祭典(フェス?)にでかけた日にそこでとてもオシャレな男の子を見かけて。
何千人もの中から、一人だけ人が浮き上がって見える時ってありますよね?
そんな感じで、友人にも「あの男の子めっちゃお洒落だね」と報告して、しばらく眺めつつ祭典は楽しく盛り上がり、ほろ酔いで(その頃はお酒が野外のイベントでOKだったので)どこかの居酒屋で時間を潰しそのままクラブへGO。
そうしたら、祭典で見かけた”オシャレな男の子”がそのクラブにいたんです☆
大都会TOKYOも狭いのね〜と感じたものでしたが、私はそのチャンスを逃さぬようすかさず話しかけました。
話したのはとにかくファッションの事と、彼がネイティブ・アメリカン文化にとても興味があって、その事を勉強するために渡米を計画しているということ。
決して、自身が生まれ育った愛する田舎を馬鹿にしている訳ではないけれど、地元でいくら夜遊びをしていても、こういう会話のできる同世代には出会えなかったから、意識の改革ができたというか、とても新鮮に思えたんですよね。
今はもちろんネット社会で、情報も世界から入ってきますし違うと思いますが。
話のポイントがそれてしまいましたが、その”オシャレな男の子”は、私の勤めるブランドも好きなんだと言ってショップに遊びに来てくれました♪
その時、私はとあるレディースブランドのセカンドラインで洋服を販売していたのですが、彼はその親ブランドのワイドパンツを履いて登場。
身長が180cm以上もある、日本では背の高い方なのにスリムで、そのワイドパンツがよく似合っていた。
それで、うちではカットソーを気に入ってくれて試着後、お買い上げいただきました。
少しだけ友人で彼は無事渡米して、その後は音信不通。
今頃どこで何をしているのでしょうね。
案外、普通のお父さんになっているのかな。
どうしてその”男の子”を思い出したかというと、ここ何年かでファンになった「LUCKY TAPES」というミュージシャン、そのボーカリストの高橋海(たかはしかい)さんが少しその”男の子”に似ているんですよね。
私が聞くには、ちょっと若すぎるアーティストの方々とは思うのですが、始まりはYouTubeのおすすめか何かで見つけてすぐ好きになりました。
ほんわりとした優しいサウンドが心地よくそれが気に入りまして。
最近、新しいアルバムもリリースされ、アメリカのApple Musicからも気軽に購入できたので願ったり叶ったりで♡
それを日々、聞いておりましたら当時出会った”オシャレな男の子”を思い出したというわけです。
そんな中ですが、今回は今季にも注目されている、レギンスとのレイヤードコーデも楽しめるニットワンピースのご紹介なんですよ。
ぜひ、ショップのコーディネートとともにお楽しみください!
ロング丈で着回しも効く♪秋冬「ニットワンピース」
and Me(アンドミー)
出典:and Me (アンドミー)オフィシャルアカウント(@andme_official)/ Instagram
♦アイテム♦
Pierrot【ピエロ】
出典:Pierrot[Rakuten]公式(@pierrot_rakuten)/ Instagram
♦アイテム♦
titivate(ティティベイト)
出典:titivate / ティティベイト公式アカウント(@titivatejp)/ Instagram
♦アイテム♦
最後に
「ニットワンピース」にはまた関係のないお話ですが、常々思うのはファッションの世界と音楽の世界は繋がっているということ。
少し前から気になっていたニュースで、若い方で音楽に興味がないという人は多いのだとか。
別に夜遊びを推奨している訳ではないのですが、あの数々の鮮やかな東京での夜があったから、私は今アメリカで生活していると思うんですよね。
だから、もし、若い方で私のブログをのぞいてくれていて、ファッションやいろんな国の文化に興味がある方は、ぜひ音楽の扉は開けてみた方が絶対にいい。
なんで?って言葉では説明できないのですが、いろんな世界が開けるから。
着回しが効くニットワンピは大人女子に、若者にはどんなジャンルでもいいから、とにかく音楽を聞くことをおすすめしますよ♡
心も体もあたたまるハッピーな毎日を過ごせますように♪
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