Kim’s Convenience (TVシリーズ2016〜)

Canada Toronto Street

-Photo by Scott Webb from Pexels

前書き

Netflix USAより「Kim’s Convenience(キムズ・コンビニエンス)」を見ました♪

こちらのTV番組は、トロントでコンビニエンスストアを経営する、韓国系カナダ人のキムさん一家を描いたコメディドラマで製作はカナダ。

2016年11月からカナダで放送されました。

同じアジア人として、外国で暮らすアジア人としての文化のあり方や、親子関係、人間模様など共感できるものがいくつもありとても面白い。

ただ、主人公のアッパ(お父さん)は日本の事が好きではないから、ちょいちょいそれが会話の中で出てきます。

そのたびに胸がキリッと痛みますが、こちらはコメディ番組。

そうねと真摯に受け止めながら番組を見続けるのです。

そして、一話は30分と短いためアッと言う間に配信されている全て、シーズン3まで見終えてしまいました。

シーズン4は、現在製作中でツイッターで見る限りでは近々配信されるとの事。

そんな中、週末にうれしいニュースが飛び込んできました♪

このキムさん一家の長男役であるSimu Liu(シム・リウ)が、マーベルのスーパーヒーロー「Shang-Chi」役に抜擢!

実写版では、アジア人初のスーパーヒーロー役であります!

サンディエゴで行われているコミックコンベンションで発表されました。

出典:Twitter

彼は中国で生まれ5歳の時にご両親と共にカナダに移民したそう。

現在は、カナダとアメリカのロサンゼルスで俳優活動をされているようです。

シム・リウが「Kim’s Convenience」で演じるお兄さん役は昔、私の周りにもこんなお兄さんいたよなと言うような、郷愁を覚えさせる感じの役柄でとても好感が持て、SNSでも彼を検索し始めた矢先の出来事だったので本当に嬉しい限り。

SDCCでの「私は医者ではなくて幸せです」と言うコメントも冴えていました。
会場の皆は大爆笑。

アメリカでもそうなのですが、中国系移民に両親を持つお子様はそれは勉強熱心で、親が必ずドクターにさせるというステレオタイプ?の言い伝え?があるんですよね。

私のチャイニーズ・アメリカンの親友は、彼女だけが移民したから少し違いますが、知り合いの中には医者ではなくても、Doctor’s Degree(博士号)を持っている方がまずまずいます。

前置きで述べたい事がもう少し。

キムさん夫婦の韓国語アクセントのあるカナダ英語がまたいいのと、一家を囲む人間関係がリアルと言うか、私からすると自然。

登場人物にインド系、中国系、白人、黒人やその他の国出身の方々が、上手くキャスティングされている。

アメリカの番組では、あんなに均等にさまざまな人種が登場する番組は見たことないかも。

さすが、カナダは世界で初めて国家としての「多文化主義政策」を開始した国。
アメリカも移民大国なのにね。

まぁ、でも見ている景色がそれぞれに違うという事はあるか。

そんな訳ですが、今回は「Kim’s Convenience」のあらすじを少しだけご紹介!

日本では配信されないかもしれないけれど、こういう番組もあるのかというお見知りおきをしていただければ幸いです♡

あらすじ(シーズン1 第1話)

カナダ、トロントでコンビニエンスストアを経営するキム一家。

店番をしていたキム氏のところへ、ケビンという客が友人と近々開催されるゲイパレードのポスターをお店に貼らせてくださいとお願いに来る。

ポスターを見て断るキム氏に「僕たちがゲイだからですか?」と聞く友人。

キム氏いわく、ゲイの人達に問題はないが”パレード”には問題があると言う。

納得できない友人からこれは、ヘイト・クライムになるので報告しておきますと言われて慌てたキム氏。

私はゲイの人達に問題はない、その証拠にうちのコンビニでは、”ゲイ・ディスカウント”ゲイの人達だけが受けることのできる、割引サービスがあるのだからと言うのだが・・・。

放送日:2016年10月11日(カナダ)
配信会社:Netflix(アメリカ)
監督:イワン・フェカン
原作:インス・チョイ『Kim’s Convenience』
脚本:インス・チョイ、ケビン・ホワイト
製作総指揮:インス・チョイ、イワン・フェカン、アレクサンドラ・ラッフェ、ケビン・ホワイト、ティム・ギャンブル、レスリー・レスター、アルバート・シュルツ、
エピソード:
シーズン1 全13話
シーズン2 全13話
シーズン3 全13話
シーズン4 全13話
シーズン5 全13話
出演者:ポール・サンヒョンリー、ジン・ユーン、アンドレア・バング、シム・リウ、アンドリュー・フォン、ニコール・パワー、ベン・ボーシェミン

「Kim’s Convenience 」英語版 予告編

出典: TheCdnAcademy / YouTube

最後に

前書きで触れた、”キム夫婦が話す韓国語アクセントのあるカナダ英語”の話からインスパイアされた事ですが。

私の親戚には、第1次韓国ブームの流れに乗り、韓国語をほとんど独学で学んだ者がおります。

留学とまではいかなかったけれど、ここ何十年かのほとんどの有給は、韓国で時間もお金も費やしたのではないかという。

それで、彼女は地元の言葉を現在話すときも、少々韓国語のイントネーションがあり、咄嗟に出る言葉が韓国語である場合もしばしば。

日本で暮らしているのに日本のTV番組は全くと言っていいほど見ません。

見るのは「東方神起」が出演するときの歌番組だけかな。

地元で生活をしているのに、ソウルの街事情と芸能関係には無茶苦茶詳しいので、韓国関連の事を聞くには最適の生き字引♪

私も第2次韓流ブームにのって、韓国語を勉強しようと食いつきましたが英語もままならないのに、更にその他の語学を学ぼうなど頭が受け付けませんでした。

単なる”ミーハー”なだけではなかなか続きませんね。

いやでもBIGBANGが無事復活したら、また頑張ろうかな♡

そんな事ですが、「Kim’s Convenience」が見られる国にお住まいの方で、興味を持たれた方はぜひぜひ、ご覧ください。

失笑も多々ありますが、大笑いすること間違いなしの番組です!

最新記事はこちらです♪

Kim’s Convenience (TVシリーズ2016〜)” への2件の返信

  1. ああさん、コメントありがとうございます!

    米国ではまだシーズン5の配信がされていないのですが、これが
    ファイナルだと思うと残念で仕方ありません。

    しかし、アッパ役のポール・サン・ヒョンリー、お兄さん役
    のシム・リウも大出世しましたから、仕方がないのかもしれ
    ませんね。

    スターウォーズシリーズやマーベル作品でアジア人俳優が活躍
    しているのを見て嬉しくなっています。

  2. これ、男優さんは移民2世だから1世のアクセントを真似ることに困ってたが、自分の親を真似てたって言ってましたね。で何も知らない他の人種のポリコレ信者からは「これは差別的だ」「アジア系を笑いものにしてるのか」との批判があったのですが、「俺の親父のアクセントだぜバーカ」と笑い飛ばしてやったらしい。
    でも実際のアジア系からは「これ、まさにわたしのオヤジの声です」「懐かしくて号泣してしまいました」と電話がかかってきて大変驚いたとか。

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