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-Photo by Matthew T Rader from Pexels–
アメリカのNetflixより、フードドキュメンタリー番組「Taco Chronicles(タコ・クロニクル)」を見ました♪
この番組を見始ると、TV画面から片時も目が離せなくなりそして、よだれが止まらなくなるという現象に陥りました。
何度かブログにも載せていますが、私の夫は南カリフォルニアの出身でメキシコの伝統料理である「タコス」を、自分のソウルフードかのように愛しております。
しかし、夫が子供の頃から慣れ親しんできたタコスと、現在私たちが住む地域のタコスは少々違っていて、住んだばかりの頃はかなり本気で落ち込んでいた気の毒な夫。
ここは南部ですから、メキシコ料理と言えば「Tex Mex(テクス・メクス)」が主流。
私がもし、こちらのメキシコ料理を初めに食べていたら”これがメキシコ料理”と舌と頭に記憶されたのでしょうが、私が初めて食べたメキシコ料理は南カリフォルニアのもの。
やはり、こちらで初めてタコスを食べた時は違和感しかありませんでした。
そこで、まず「Taco Chronicles」のあらすじをご紹介する前に、南カリフォルニアと南部のタコスの特徴を私が知る限りでご説明します。
南カリフォルニア
- タコスに使うトルティーヤは、メキシコの主食でもあるトウモロコシから作られたコーントルティーヤを使用している。
- フィッシュタコやシュリンプタコ、シュリンプ・ブリトーなどのシーフードアイテムが、タコスタンドやレストランのメニューにあるのは普通。
- 「コティーハチーズ(Cotija cheese)」をふんだんに使う。
- 「タキートス(Taquito)」がメニューにある。
南部
- タコスに使うトルティーヤには、小麦粉で作られたフラワートルティーヤが使用されている。
- シーフードアイテムのメニューは滅多に見かけない。
- フラワートルティーヤを揚げて具を挟んだ、「パフィー・タコ(puffy taco)」という名のタコスがある。
- タキートスではなく「フロータス(Flautas)」。フラワートルティーヤで作られているためか、かなり油っぽい。
結局は、どちらも伝統的なメキシコ料理を取り入れた”メキシカン・アメリカンフード”なのですが、メキシコの方が南カリフォルニアに移民して作り上げたタコスと、スペイン料理とインディアン料理が融合されて生まれたテクス・メクスとではベースからして違いがあるのかと。
そんな、メキシカン・アメリカン料理のイメージを一気に白紙に戻したような、本場メキシコのフードドキュメンタリー番組「Taco Chronicles」。
内容を少しだけご紹介♪
予告編は、映像だけで「タコス」の魅力が十分に伝わると思いますのでぜひ、お楽しみください!
映像がアメリカ以外でも見られると良いのですが、見られなかった場合はすみません。
あらすじ(シーズン1 Pastor)
メキシコシティで一番人気のタコスと言えば、トルコ料理のドネルケバブやギリシャ料理のユロスのようなスタイルで肉をローストして作る「Al pastor(アルパスター)」。
中近東から持ち込まれた食文化がメキシコでも取り入れられ、具を包むパン、肉や調合されるスパイスの種類も変わりタコスとして広まっていきました。
配信日:シーズン1 / 2019年7月12日(アメリカ)
シーズン2 / 2020年9月15日(アメリカ)
配信会社:Netflix USA
クリエイター:パブロ・クルス
監督:カルロス・ペレス・オサリオ
エピソード:シーズン1 全6話
シーズン2 全7話
「Taco Chronicles」シーズン1 スペイン語 予告編
「Taco Chronicles」シーズン2 スペイン語 英語字幕 予告編
最後に
一つのエピソードが30分ほどで短いため、アッという間に全6話見終えてしまいました。
口の中に溢れてくるよだれを何度も飲み込みながら。
あんなに美味しそうなタコスは、現地まで足を運ばないと絶対に食べられないと思う。
夫は「Taco Chronicles」見終えた後、会社の人からゲーム仲間にまで、この番組と南カリフォルニアのタコスの話を切々としています。
アメリカ人にとって「タコス」はかなりのBig Dealらしい。
南部のタコスにネガティブイメージ満載の私達ですが、実はこの辺りにもお気に入りのタコス屋さんはあるのです♡
住めばどこでも都♪
週末のディナーはタコスとコロナビールに決まりだな。
最近は、トランプ政権のお陰でメキシコからの輸入品の値段が上昇してゆく一方だけれど。
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