-Photo by Pedro Figueras from Pexels–
カナダ、イギリス合作のSFホラー映画「Possessor」をAmazon USAのプライム・ビデオより見ました。
監督を務めたのはカナダのブランドン・クローネンバーグ。
ブランドン監督はカナダの映画監督であり、俳優のデヴィッド・クローネンバーグの息子さん。
父親であるデヴィッドご本人も、この作品に出演されていました。
デヴィッド・クローネンバーは現在、絶賛放送中のドラマ「スター・トレック:ディスカバリー」でお姿を拝見したばかり。
主人公を演じたのはイギリス俳優のアンドレア・ライズボロー。
こういう全体的に明確でない事柄が多く、ぼんやりとした背景の中、物語が進んでゆく映画の事をアメリカ人の夫は”Egg hunt”と言っていました。
”Egg hunt”はイースターに、子供たちが隠されている卵を探し出すエッグハントと意味は同じとの事。
私としてはもっと、具体的にいろんな事柄の理由が欲しかったかな。
イギリス生まれの超人気ドラマ、「Black Mirror」もその”Egg hunt”の言葉が当てはまるそうですが、短編ドラマになると話はまた別で。
それはそれとして楽しめるのですが。
「Possessor」はホラー映画といっても、こちらもサイコロジカルスリラーというか、ゾワゾワと背中が寒くなってくるような感じの映画でした。
そういえば、アンドレア・ライズボローは「Black Mirror」にも出演されていましたね。
雰囲気だけで怖さを感じさせてくれる俳優さんて、そうはいないと思うのですが、彼女はそんな雰囲気を漂わせるのが上手な人。
今回はそんな「Possessor」のあらすじを少しだけご紹介します!
今後の映画選びのご参考までに♪
あらすじ
特殊な装置を使い、脳に埋め込まれたインプラントを通し、他人の体を操作して人を殺害するという暗殺者の仕事しているターシャ。
彼女の任務を完了させるには、仕事の終わりにホストを自殺させる必要があり、ホストが亡くなることでターシャの意識は体に戻るというシステムだった。
ターシャには夫と息子がおり家庭があったが、なかなか普段の暮らしに気持ちを戻すことが出来ずに苦しんでいた。
そんな、精神的に不安定であったターシャのもとに再び仕事が入る。
婚約中のカップル、エヴァとコリン。
男性側のコリンの意識に潜り込み、エヴァとその父親、ジョンを暗殺するという任務だったのだが・・・。
公開日:日本公開未定 2020年10月2日(米国)
監督:ブランドン・クローネンバーグ
脚本:ブランドン・クローネンバーグ
出演者:ガブリエル・グラハム、アンドレア・ライズボロー、ジェニファー・ジェイソン・リー、ショーン・ビーン、クリストファー・アボット、他
音楽:ジム・ウィリアムズ
「ポゼッサー」字幕なし 予告編
出典:シネマトゥデイ / YouTube
最後に
日本での公開は未定なんですかね、情報が掴めませんでした。
「シネマトゥデイ」さんの予告編もまだ字幕が付いていませんでしたし。
コロナが猛威を奮っているので、劇場公開は無いかもしれませんが、ネット配信はされそうですよね。
2012年の映画「Antiviral」(予告編を見ただけ)といい、今回の「Possessor」といい、ブランドン・クローネンバーグ監督は”Creepy”な作品が得意なんですね。
私の好きなジャンルである事には間違いない。
今後の活躍にも期待したい。
ゾクゾクするSFホラー映画を欲している方に、ぜひとも見ていただきたい映画です!
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