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2000年に公開された日本のホラー映画、「Uzumaki」をAmazon USAのプライム・ビデオより観ました。
20年前の作品という事で今は亡き大杉漣さんが出演されていて、懐かしく阿部サダヲさん、でんでんさんは共にとてもお若く。
「Uzumaki」は夫が見つけ初めて観たのですが、ホラーと言えど画像の感じやセリフが70年代風で面白かったな〜。
私としては幼い頃、怖怖みていた山口百恵さん主演の70年代のTVドラマ、”赤いシリーズ”を思い出し。
原作は日本の漫画家である伊藤潤二さんのホラー漫画、「うずまき」という事で、描写がなるほどと思うところもあり。
日本のホラー漫画は子供の頃、楳図かずおさんの作品を中心に友達とよく回し読みしていたので、何となくですが伝わってくる独特のイメージもあり、更に面白みが増したというか。
日本文化を割と熟知している、アメリカ人の夫にそこまで伝わっていたかどうかは謎ですが。
監督を務めたのはウクライナ出身、日本で活躍する映画作家でミュージック・ビデオ監督でもあるHiguchinsky。
主演は初音映莉子さんとフィーファン。
今回はそんなホラー映画「Uzumaki」のあらすじを少しだけご紹介します。
2022年には、TVアニメも放送が予定されているようで、そちらの予告編も貼り付けてみました。
あらすじ
黒渦町に住む高校生の桐絵は陶芸家の父親と2人暮らし。
ある日、道端でボーイフレンド秀一の父親を見かけ声をかけるが、彼はカタツムリを撮影するのに夢中なようで返事がない。
大して気に留めず、車がやっと1台通るような小さなトンネルを出たところで秀一と会い、彼の自転車の後ろに乗った桐絵は上機嫌。
そんな桐絵に秀一は「この街を出よう、この街は呪われている」と言うのだった・・・。
公開日:2000年2月11日(日本)
監督:Higuchinsky
原作:伊藤潤二「うずまき」
脚本:新田隆男
出演者:初音映莉子、フィーファン、大杉漣、高橋惠子、でんでん、阿部サダヲ、佐伯日菜子、手塚とおる、他
主題歌:Do As Infinity「Raven」
「Uzumaki」英語字幕 予告編
「Uzumaki」 2022年放送予定 アニメ 予告編
最後に
城下町のような素敵な街並みと、時代劇に出てきそうな古い家屋が気になったので、撮影場所を検索してみると長野県上田市との事。
やはりさまざまな映画のロケ地として使われているようでした。
こういった美しい日本の街並みは、永久にそのままであって欲しい。
それと、私、アメリカのホラー映画を見ていて怖いと思った事はほとんどないのですが、日本のホラー映画は物凄く怖くてあまり見ません。
スティーブン・キングの描く、静かな田舎で起こる奇妙な出来事の話や、サイコキラー的な頭のおかしな人は怖いけど、私からすると日本のホラーはちょっと別もの。
以前もブログにしたと思うのですが、日本の家屋とか怨霊とかそういったものにとても恐怖を感じます。
きっと文化の違いから来るものなのでしょうね。
「Uzumaki」も見始めは怖かったけれど、日本の通常のホラー映画とは異なる感じだったので最後まで見られました。
2022年に放送予定のアニメも気になります。
興味を持たれた方はぜひ!
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