-Photo by Tim Fuzail from Pexels–
コロナ禍により、お茶にも全く出かけないため、普段は手に取らないスーパーマーケットに陳列しているいろいろな食べ物に挑戦してみたくなります。
少しでもいいから、毎日の生活に新鮮味が欲しいんですよね。
それで今回は、韓国のスーパーマーケットで見つけ、買って食べてみたインドのクッキーとビスケットのお話。
クッキーはともあれ、「ビスケット」は一口でいいましても、世界でビスケットの定義が違うためまずは日本、アメリカ、イギリスのビスケットのお話からどうぞ。
日本、アメリカ、イギリスの「ビスケット」
日本
日本でいうビスケットって、こういう感じの見た目で味はほんのり甘く、食感はサクサクですよね。
アメリカ
アメリカでは、日本で「スコーン」の名で知れ渡っている食べ物と同じ見た目のものを「ビスケット」と呼びます。
日本でもKFCのサイドメニューで売られていますね。
「スコーン」と「ビスケット」の違いは材料にあるようで、スコーンは砂糖が多めでスイーツ、ビスケットはしょっぱめでミール感覚という感じでしょうか。
画像は「スコーン」です。
イギリス
ミルクティのお供に食べるのがイギリスの「ビスケット」の基本だそう。
少し固めのサクサクしたビスケットは、日本を基準に例えていうならハードクッキーのような。
インドの「クッキー」と「ビスケット」
インドには、世界一甘いといわれているスイーツ”グラブ・ジャムン”(私は未体験)がありますが、クッキーとビスケットは全く甘くありませんでした。
見た目はどちらもイギリスのショートブレッドのようなので、脳が先にその味に反応してしまい、より甘さを感じなかったのかも。
インド系の方が経営するレストランで、ケーキやクッキーを食べたことがあるのですが、どれも適度な甘さで美味しかった。
一緒に行っていた友人もインドつうでなかったため、それが伝統的な食べ物だったのか、アメリカナイズされた食べ物だったのかはイマイチよくわかりませんでしたけど。
BIKANOアーモンドクッキー
アーモンドクッキーというと、中華系の”杏仁餅”が私の中では主流だったのですが、こちらはインドのお菓子メーカーのアーモンドクッキー。
中華系のものより驚くほど甘みがありませんでした。
ちなみに中華系のクッキー杏仁餅がこちら。
調べると日本では、”杏仁餅”ではなく杏仁酥(アンニンスー)と呼ばれているようです。
BIKANO ココナッツクッキー
サクサクというより、香ばしくてザクザクする食感でほんのりした甘さとココナッツの風味が楽しめる。
ココナッツ系のスナックが好きな方におすすめのクッキーです。
ココナッツクッキー、ピスタチオ・アーモンドビスケットは一緒に撮影。
画像は上、お皿にのった四角いのがココナッツクッキー。
Karachi Bakery ピスタチオ・アーモンド ビスケット
一口かじるとサフランやカルダモンの香辛料が鼻を抜ける、爽やかでほんのり甘い。
画像は下、お皿にのった丸いのがピスタチオ・アーモンドビスケット。
小さめですが、分厚くて食べごたえのあるビスケットです。
*お菓子についての過去記事はこちら。
最後に
インドのクッキーやビスケットの甘みが少ないのは、お供が甘めのチャイティだからでしょうね。
と勝手な憶測。
今回私が食べたインドの3種類のクッキーとビスケットは、普通の小麦粉ではなく全粒粉で作られており卵は不使用。
そこがちょっとヘルシーな部分かなと思ったり。
冬の寒い日には、鍋にアッサムティ、ミルク、クローブやシナモンを加えて作ったチャイティを飲みます。
しかし、気になったのは、私の舌がアメリカナイズされているかもしれないということ。
甘さの基準が日本に住んでいる人々と違っているかもしれない。
いや、そんな事はないはずです。
ローカルスーパーマーケットに並んでいるスイーツたちを食べれば、未だにすこぶる甘い☆と感じるものが多いので。
そろそろ海や山でのアクティビティが恋しい季節ですね。
体調管理や”密”には気をつけて、夏を楽しんでください♡
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