The Wire(TVシリーズ)-少々のネタバレあり-

Baltimore ボルティモア

-Photo by Joe Wolf

アメリカのTV放送局、HBOで2002年から2008年まで放送された「The Wire(ザ・ワイヤー)」を再び全て、アメリカのAmazonプライムビデオより見てみました。

番組が終了してから、既に10年以上は経過しているためストーリーは何となく覚えていたものの、細かい内容や出演者はうろ覚え。

全く見たことのない方には、少々ネタバレになりますが特に、ストリンガー役を演じたイドリス・エルバが亡くなって以降のシーズンはほぼ記憶になく。

勝手な憶測ですが、この番組でイドリス・エルバの認知度と人気が急上昇して、ハリウッドからのお声がかかり去ってしまったのかと。

イドリスだけでなく、The Wireからスターになった俳優は他にもいます。

オマー役を演じたマイケル・ケネス・ウィリアムズ、セドリック中尉役のランス・レディック、子役を演じていたマイケル・B・ジョーダン、刑事役のセス・ギリアムにボクシングのコーチ役のチャド・L・コールマンなど。

The Wireは、メリーランド州のボルティモアを舞台にした、アメリカが抱えるドラッグ、それにまつわる犯罪、貧困、政治などの問題が複雑に絡み合ったクライム・ドラマ。

製作者であるデイヴィッド・サイモンは、ジャーナリストでもあり過去にボルティモアの新聞社で警察の記者として働いた経験があるとの事。

そして、プロデューサーを務めた脚本家で小説家でもあるエド・バーンズは、殺人と麻薬の捜査係の刑事として20年働いた後、公立学校の教師となり、執筆の際にはそれらの経験を役立てるのだとか。

こんな二人がタックを組んだ作品でしたから、フェイクションでありながら、それは現実味を帯びたTV番組に仕上がっているはずですよね。

アフリカン・アメリカンコミュニティで話されるスラングが、多様されていることでドラマがより一層、臨場感のあるものにもなっていて。

アメリカ44番目のオバマ大統領も、この番組の大ファンだと製作者デイヴィッド・サイモンとのインタビューで話されていました。

The Wire From Wikipedia

今回は、そんなアメリカのTVドラマ「The Wire(ザ・ワイヤー)」のあらすじを少しだけご紹介いたします!

このドラマを全くご存知でない方、とっくの昔に見たよという方もしばしの間おつき合いくださいね♡

あらすじ(シーズン1 第1話)

ボルティモア警察署は、バークスデール一家が運営する薬物取引組織を追っている。

麻薬がらみの殺人事件で、容疑者として裁判にかけられているディアンジェロは、
組織のボスであるエイヴォン・バークスデールの甥であった。

目撃者が組織からの脅しにより、証言を覆した裁判には無罪判決が下される。

それを目の当たりにしたジミー・マクノリティ刑事は、裁判官の元へ出向きこの事件には麻薬密売組織のボス、エイヴォン・バークスデールと、その副司令官であるストリンガー・ベルが絡んでいると伝えた。

その事でジミーはウィリアム警部から大目玉を食らってしまう。

しかし、そのお陰もあってか、警察署内には麻薬密売組織を捜査する特別捜査班が立ちあげられるのだが、チームは中々まとまらず捜査は難航する・・・。

放送日:2002年6月2日〜2008年3月9日(アメリカ)
放送局:スーパー!ドラマTV、Amazonプライムビデオ(日本)
脚本:デイヴィッド・サイモン
製作総指揮:デイヴィッド・サイモン、ロバート・F・コールズベリー、ニナ・コストロフ・ノーブル
製作:カレン・L・トーソン、エド・バーンズ、ジョー・チャペル、ジョージ・P・ペレケーノス、エリック・オーバーメイヤー
エピソード:
シーズン1 全13話
シーズン2 全12話
シーズン3 全12話
シーズン4 全13話
シーズン5 全10話
出演者:
ドミニク・ウェスト、ジョン・ドーマン、イドリス・エルバ、ディアドレ・ラブジョイ、ウェンデル・ピアース、ランス・レディック、ソーニャ・ソーン、セス・ギリアム、ドミニク・ロンバルドッジ、マイケル・ケネス・ウィリアムズ

「The Wire」英語Ver. 予告編

出典:The Wire Season 1 Opening & Intro / Gordon L / YouTube
出典:K kunさん(@hakohako_15.6)/ Instagram

最後に

そう言えば、HBOの超人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演しているエイダン・ギレンも出演していたんですよね。

うれしい発見でした。

シーズン5までと、長丁場のドラマになりますがゴールデンウィークにお家でのんびりされる方は、ぜひ挑戦してみてください。

違う視点からみたアメリカが見られます。

しかし、SNSで黒人文化をいろいろと発信していると、やはりアメリカの方から批判もきますね〜。

ふんわりと、ほんわかな雰囲気でさまざまなSNSから情報を拡散させていきたいと思ってはおりますが、いろんな文化が交差するアメリカでは難しい。

晴れ渡る大空を見ていると爽快な気分にはなれます♪

どうか皆さまも、爽やかな日々をお過ごしくださいね。

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