私の住む地域の近況報告と最近思うこと

Green Eco

-Photo by Skitterphoto from Pexels

この町に引っ越して来た8年前。

主要なフリーウェイ(正確に言えばフリーウェイではないのですが)は2本しか見当たらず、アジアのスーパーマーケットは個人経営のお店が2、3件しかなく、日本人が経営するレストランも見つけられず、アメリカと言えば南カリフォルニアでしか暮らした事のない夫と私は、生活してゆく事にそれはそれは大きな不安を抱えていました。

が、しかし、ここ最近のこの地域周辺の成長は留まる所を知らず、人口は増え続けのっぺらだった土地には立て続けに家が建てられ、大手チェーンのアジア系スーパーは二つもでき、なかなか暮らしやすい場所になりました。

そして、移民を厳しく取り締まるというトランプ政権の最中でも、海外から移住をしてくる人々は後を絶たない気がするのは気のせいかな〜。

個人的には喜ばしいことで♡

いろんな国からいろんな文化も持った方々が集まれば、交わる部分に新しい文化ができもっと楽しくなる♪

もちろん、全米から引っ越してこられるアメリカ人の方々も多いのですが、移民の多い州としては、保守的な州の割にここは上位にランクインしています。

アメリカでは、州により学校で教えられる授業内容にも違いがあるのですがここはあくまでも保守的な地域。

”クリスチャン・タウン”と言われることもあり、進化論は学校では教えないからサイエンスを信じない方も多く女性の、家族の、選択肢である中絶は認められていない。

しかし、避妊のやり方は学校では学べない。

家族が教育するところはまだ良いのでしょうけど。

西海岸は学校で避妊の仕方を学びます。

それでも将来はもしかして、もしかするとここも変わるかもしれませんからね(と信じたい)。

移民も多く、希望の星である二世は確実に増え続けているのだから。

南カリフォルニアで生まれ育ちそこで教育を受けた夫と、ここで教育を受け育ったローカルな人たちとの考え方や思想は全く異なる。

だからといって、今のところは、毎日の生活に支障があるわけではないのがトリッキーなところ。

地元の方にもいろんな方がいて、「ジーザス」の話をする人ばかりではないし、収入と住宅費と税金のバランスが取れているという大きな利点があるから、住み心地はまだ悪くないのかと。

住めばどこでも都。

それで、今回はどうしてごちゃごちゃとこの地域のお話をしているかというと、事の発端は私が通うコミュニティのジム。

ここ最近、アメリカ人の方々を見かけていない事に気づきまして。

そんな中、ジム内での「safety issues(安全性の問題)」が勃発。

そこには、”注意書き”のパネルが貼られています、もちろん英語でね。

そのパネルは古いものですが、ここ一週間ほど前に新しい注意書きのパネルが更にデカデカと貼られていて。

また、英語のみの表記で。

今現在、このジムに来られる方に英語を話せるもしくは、英語の”注意書き”を読んで理解できる方がどれくらいいるのだろうと疑問に思っております。

まぁ、私が24時間常にジムにいて人を管理しているわけではないのですけどね。

そして、”注意書き”の内容はと言えば、特にジムに来る人を気遣っているものではなく、ここで何が起きても私たちは何の責任も負いません。

とか、子供は大人の監視がなければ、一切の出入りは禁じますなどといった自分たちを守るような内容ばかりでただただ呆れた。

まぁ、訴訟大国ですからね。

私のジム友は、ここの”棚が古い”お陰でダンベルが足の甲に落ち、怪我をしてしまったのですが、怪我をしたのはきっと彼女だけではなかったのでしょう。

他の青年が、次々とダンベルを床へ落としてしまうという場面にも、私は遭遇していますから。

イヤホンで音楽を聴きながらワークアウトしているのですが、凄い音がしたために気づきました。

最近は、子供連れのお母さん達も全くジムで見かけなくなったんですよね。

子供が小さくて、遊ぶ場所が近くにない特にアメリカ国外から来た専業主婦の方たちは、きっと退屈だろうに。

ですからね、ジム内での”注意書き”はせめてスペイン語でも表記したら?

スペイン語だと、プエルトリコ出身の方や私のジム友のブラジリアン・ガールも多少はわかるんだしさ。

それとね、ヒンディー語。

インドの公用語も絶対あったほうがいいから。

インド系の方が実はこの辺りには多く住んでいます。

彼らはアメリカ国籍を取得しても、カースト制度を重んじる方々が多いですから、結婚相手は母国で探して結婚しアメリカに呼び寄せる。

すると、嫁たちはここでESLに通いながら専業主婦をするという事になり、そういう方々がジムに一気に集まればインド系主婦の井戸端会議の場所になって、ここはどこ?

って事になるんです。

その中に多少、英語が話せる方がいらっしゃると、私も仲間に入れてもらえるのですけどね。

そんな様子を見ていても、ここのマネージャーが英語でしか注意書きを貼り付けないのは、「ここはアメリカなのよ!英語を話せないと駄目なのよ!保守的州なんだから!私たちに分かる言語でだけ話して!」と一方通行の思いを、私たちに投げつけているだけとしか思えない。

英語が分かる人が訳してあげないと、誰にも理解されないのに。

そんなのなら、”注意書き”などいくつ貼ろうが同じ事なのに。

私たちが暮らしていた南カリフォルニアには、それはそれは至るところにスペイン語の表記がありました。

語学遊学生であった私が、不真面目に英語の勉強をしながらも「メキシコ人て英語の勉強必要ないじゃん」と頭の悪いヤキモチを焼いてしまうほど。

ここではしかし、そうではないのです。

アメリカ人の嫌う肉体労働を引き受けてくれる人々は絶対必要なのに、その人達の存在は認めないっていうね。

理不尽ながら。

私たちはここに骨を埋めるのかな〜。

どうなんだろ。

5年ほど前?に、夫の会社のアジアを管轄するお偉いさんに、夫はマレーシア勤務を打診された事があるんです。

住み心地の良さは、日本のメディアやマレーシアに移住した日本人の方々のブログから見て取れたので、98%引っ越す気でいたのですが、その内容を詳しく見てみると現地採用だったんですよね。

それで、行くことを断念しました。

現地採用となるとまず、収入の差が厳しい。

いざ、日本やアメリカに里帰りする際は、飛行機代などの金額の差をどうやって埋めればよいのか不安で。

あと、マレーシアは2020年に先進国入りをするとの事ですが、その後の物価の上がり具合なども気になり。

本気でマレーシアへの移住を考えるのは、2020年が過ぎてからですかね?

いや、それまでに米国の扱いでマレーシアに来ないか?などという良いお話があれば、明日にでも荷物をまとめます。

しかしながら、そんな棚から牡丹餅的なお話はないのです。

そんな事で今回のお話のまとまりはつきませんが、私の住む地域の近況報告、そして最近思うことでした。

日本では、ゴールデンウィーク明けで仕事に追われている方も多いのでしょうね。

それか、ゴールデンウィーク中はガッツリ仕事で、これから代休を取られる方も♪

私のブログをのぞいてくれた皆さまの気分が、五月晴れのように晴れやかでありますように♡

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