-Photo by Nico Brüggeboes from Pexels–
夫の”太極拳”繋がりの友人から勧められ、Amazon USAのプライム・ビデオより、カンフー映画「The Paper Tigers」を観ました♪
この作品は、アメリカのカンフー・アクション、コメディ映画で監督を務めたのはクォック・バオ・トラン。
バオ・トラン監督は、香港出身で武術指導もされる映画監督ユン・ケイ(Corey Yuen)から指導を受けた方だそうで、作品を見ていてなるほどなと思うエッセンスが、至るところに鏤められているのを感じました。
映画製作者のバオ・トランは、作品のアイデアをハリウッド企業に持ち寄りましたが、主人公を白人に変える事を条件に出されたため、自分たちの手で作品を作り上げようと決め、クラウドファンディングなどで資金集め、低予算で映画を完成させたそう。
何とも腹ただしい話です。
掲載されている記事はこちら。
Hollywood Wanted Me to Make My Martial-Arts Characters White, but My Ancestors Wouldn’t Have It by The Daily Beast
主演はアラン・ユー、ロン・ユアン、マイケル・シャノン・ジェンキンスの3人。
今回はそんな映画「The Paper Tigers」のあらすじを少しだけご紹介します!
ぜひ、今後の映画選びのご参考までに。
あらすじ
チェン師匠に子供の頃からカンフーを学び育ったダニー、ヒンジ、ジムの3人。
カンフーの天才とも呼ばれていたが、時間は流れそんな3人も中年となり、ダニーは妻と離婚しており、ときどき面会できる息子との時間を大切にしようと努力している。
しかし、仕事で時間に追われなかなか思うようにいかない事にジレンマを感じていた。
そんなダニーのもとへ久しぶりに訪れるヒンジ。
チェン師匠が心臓発作で亡くなったため、一緒に葬式に行こうと言う。
そこで、チェン師匠が亡くなった本当の理由を聞いた2人は、葬式に出席しなかったジムのところへ行き、事情を話すが・・・。
一般の劇場公開日:2021年5月7日(米国)
監督:クォック・バオ・トラン
脚本:クォック・バオ・トラン
製作:アルン・ドゥオン、ダン・ギルダルク、ユウジ・オクモト、クォック・バオ・トラン、マイケル・ベラスケス出演者:アラン・ユー、ロン・ユアン、マイケル・シャノン・ジェンキンス、ユウジ・オクモト、ロジャー・ユアン、ピーター・エイドリアン・スダルソ、マシュー・ペイジ、ジェイ・スー・パーク、他
音楽:ダニエル L.K. コールドウェル
「The Paper Tigers」英語版 予告編
最後に
マーシャルアーツ映画好きとしては、かなり面白かったです!
80年代のジャッキー・チェンの、カンフー・コメディ映画を彷彿させるような♪
ロン・ユアンは武道家ですが、今回初めてお目にかかったアラン・ユーのかまえもかなりキマっていたので、何か武道をされていたのかなと思い、調べると子供の頃にテコンドー(Taekwondo)をしていたとの事。
なるほど〜。
それから、アメリカ俳優のマイケル・シャノン・ジェンキンス、普段はセクシーな雰囲気満載の俳優だと思うのですが、映画のジム役ではそのセクシーさが抹消されていて、かなりお茶目な感じでそれも良かった。
日本でもそのうち上映、もしくは配信されるような気がします。
観られる環境にいらっしゃる方はぜひ!
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