アメリカのネットフリックス(Netflix)で、シーズン5が6月9日に配信されたばかりの大人気ドラマ、Orange Is the New Black(オレンジ・イズ・ザ・ニューブラック)。
私も大ファンで、配信されてから1週間ほどでシーズン5、13話全てのストーリーを見終えました。
「オレンジ・イズ・ザ・ニューブラック」とは、パイパー・カーマンが自身で体験した女性刑務所での出来事を、ノンフィクションで書籍にしたものがドラマ化されたもの。
2013年に配信されて以来、アメリカでは大人気のコメディ・ドラマです。
女性刑務所内での独特な世界観を見せてくれるこのドラマには、LGBT、人種差別、格差問題にドラッグなど、アメリカ社会を理解するのにも、重要なテーマがたくさん盛り込まれているんですよね。
今回は、そんな「オレンジ・イズ・ザ・ニューブラック」の簡単なあらすじをご紹介します。
あらすじ
裕福な中流家庭で育ったパイパー・チャップパンは、婚約者とニューヨークで静かな生活を送っていた。
そんなある日、パイパーは10年前、友人のアレックスのために麻薬の密輸を行った罪で有罪判決を受け、15ヶ月の服役を宣告されてしまう。
パイパーの予期せぬ起訴は、婚約者、家族、友人との関係に波紋を呼んでゆくが、刑務所内で再会したアレックスに心が揺れてゆくパイパー。
そして、戦々恐々とした女子刑務所の中では、手段を選ばない生き残り方を見つけることが何よりも先決、という日々を過ごしてゆく。
シーズン1には、看守たちの残虐な行為は、彼らの基本的な責任と倫理義務について、囚人たちにどんな悪影響を与えるかにもスポットがあてられているそう。
配信開始日:2015年9月(日本)
配信会社:ネットフリックス、アマゾン・プライム・ビデオ(日本)
監督:ジェンジ・コハン
原作:パイパー・カーマン/オレンジ・イズ・ザ・ニューブラック〜女性刑務所での日々〜
出演者:テイラー・シリング、ローラ・プレポン、ラバーン・コックス、ウゾ・アブダ、ケイト・マルグルー、タリン・マリング、ナターシャ・リオン
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」日本版 予告編
最後に
囚人たちが、犯罪に至ってしまったバッググランドもストーリーの中に盛り込まれており、興味深い内容になっています。
単に犯罪を犯してしまった人々が、罪を償う場所が刑務所だという概念が、少し歪んで見えてくるこのドラマ。
貧しく特定の地域に生まれた人たちが、犯罪を犯してしまうループの中にいることも浮き彫りにもなってきます。
「オレンジ・イズ・ザ・ニューブラック」は、現実のアメリカをもっと知りたいと思っている方にもおすすめですよ。
女性刑務所という、非現実的な世界になぜかハマって見てしまうこと間違いなしです!
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