Black Panther「ブラックパンサー」(2018)

Black Panther Wallpaper ブラックパンサー

-Photo by Bryan Ward

待ちに待った、マーベル社のスーパーヒーロームービー「ブラックパンサー」を観て参りました。

2018年2月16日に全米で一般公開された映画、ブラックパンサーはビジュアル、脚本、物語の方向性、キャラクター、衣装デザイン、アクション、サウンドトラック、パフォーマンス、など全てがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)において、最高映画の一つになったと賞賛されました。

世界では、既に4億4000万ドル(日本円でおよそ470億円)の収入を収め、アメリカ国内で公開された週末の収益は過去最高の5位。

アフリカ系アメリカ人である監督のライアン・クーグラーのデビュー作となった「ブラックパンサー」は、アフリカ系アメリカ人の監督作品の中でも、過去最高の記録を残す映画になりました。

「ブラックパンサー」は、1961年にマーベル・コミックから出版されたスーパーヒーローが実写化された映画。

頭脳明晰で戦士でもある主人公の若きプリンス、ティ・チャラを演じたのはチャドウィック・ボーズマン。

サウスカロライナ州で生まれ、ワシントンDCにあるハワード大学で学士(美術)を取得し、ロンドンのBritish American Drama AcademyとNew York City’s Digital Film Academyでは、演技を学んだという実力派。

映画では、ちょいちょいアフリカの言語が飛び交うのですが、チャドウィックの話す英語がアフリカ言葉のアクセントを含んだ英語だったので、私はてっきりアフリカで生まれ育った俳優さんかと思っていました。

彼の代表作とも言える映画、「Jackie Robinson(42 〜世界を変えた男〜)」は見ていたのですけどね。

映画館の帰り、夫にも聞いたのですが「多分、そうじゃない?」との事でしたから、うっかりそれを信じておりました。

観に行く映画の内容や主人公の事をあれこれと先に調べていかないのが、私たちのモットーでもあります・・・。

今回は、そんな「ブラックパンサー」について少しだけご紹介しますよ♪

ぜひ、お楽しみください!

あらすじ

何世紀も前、アフリカの5つの部族は”ヴィブラニウム”という特殊な物質を巡り戦争を繰り広げていた。

勝利した戦士は、ハート型のハーブを煎じたものを飲み、超人的な能力を手に入れ初代の”ブラックパンサー”となった。

そして、ワカンダ王国を結成し先進技術を開発するために世界から隔離した。

1992年、ブラックマーケットの武器の販売店であるユリシーズ・クラウエは、ワカンダ王国に侵入してヴィブラニウムを盗んだ。

ティチャカ王は、犯人を捕まえるため、カリフォルニアに住む兄弟のノジョブに会いに行く。

ノジョブは、カリフォルニア州のオークランドで、秘密捜査員として暮らしていた。

しかし、兄弟であるノジョブは、ユリシーズ・クラウエの犯罪に手を貸していた事が判明する。

ノジョブの友人で、一般人だと思われていた人物は、ティチャカ王が送り込んだワカンダ王国出身のズリであった。

現代では、ワカンダ王国の王様である父親を、爆撃により亡くしてしまったティ・チャラが、王の座を引き継ぐための儀式が行われる。

儀式の途中、ライバルであるジャバリ族のエムバクは、ワカンダ王国の王冠をかけて戦うとティ・チャラに挑戦する。

ティ・チャラの母親ラモンダは、死を選ぶよりも戦いを降伏するよう説得するのだが・・・。

公開日:2018年3月1日(日本)
監督:ライアン・クーグラー
原作:「Blackpanther」スタン・リー、ジャック・カービー
脚本:ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
製作:ケヴィン・ファイギ
出演者:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ダニエル・カルーヤ、レティーシャ・ライト、ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセット、フォレスト・ウィテカー
音楽:ルドウィグ・ゴランソン

「ブラックパンサー」日本版 予告編

出典:Movie Express / YouTube

「ブラックパンサー」サウンドトラック

出典:Spotify

最後に

私は、夫の会社の同僚たちとオープニング・ナイトに出かけたのですが当然ながら満席。

保守的な地域に住みながら、観に来ていたお客さんはほぼ白人でした。
というのか、保守的な地域だから、お客さんはほぼ白人でした。

というのか。

しかし、私たちのグループも夫だけが黒人で私だけがアジア人。

気の良い方々でよく一緒に映画を観に行きます。

「ブラックパンサー」は、とにかく面白くて見応えのあるとても美しい映画でした!!

もう一度映画館に足を運びたいくらい♪

最近、特に意味もなく見たいTV番組がないときに「The Wire」という、メリーランド州のボルティモアを舞台にしたクライム・ドラマを見返しています。

ブラックパンサーの映画の宣伝を目にした時、しばらくは気づかなかったのですが、悪役として出演しているマイケル・B・ジョーダン!

The Wireに出演していた、子役の男の子だと気づいた時はかなりの衝撃でした。

気づかぬ間に、男の子からマッチョな男性へと変貌を遂げていました。
The Wireが2002年に放送されたものですから、まぁ、それから16年の歳月が経っていますしそれは、大人にもなりますよね。

そんな訳で、「ブラックパンサー」はかなりおすすめの映画です!

日本では、3月1日に公開されますよ。

ぜひぜひ、ご家族でお楽しみください!

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