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Amazon USAのプライム・ビデオより「Midsommar(ミッドソマー)」邦題「ミッドサマー」を見ました。
この作品は、アメリカとスウェーデンの合作ホラー映画で、「Midsommar」とはヨーロッパで行われる”夏至祭”のこと。
ここ最近見た映画の中でも、最も気持ちが悪く奇妙で、悍ましいと思った映画でした。
ホラー映画好きな夫が見たいといったから見たのですが、夫の方が震え上がっていたような。
ゴーストや殺人鬼、モンスターが迫ってくる恐怖というよりは、精神的にゾッとする恐ろしさのホラー映画です。
日本では未公開ですが、公開されるならモザイクシーンが多くなるのかな。
当然ながらバイオレンスシーンも多く大人向けの作品です。
監督はアメリカ出身のアリ・アスター、主演はイギリスの女優フローレンス・ピュー。
私はお二人ともこの作品で初めて知りましたが、「ヘレディタリー / 継承」オリジナルタイトル「Hereditary」は、2018年に日本でも劇場公開されているホラー映画。
ですから、ホラー映画好きな方には既に周知の監督さんなのかも?
今回は、そんな「Midsommar」のあらすじを少しだけご紹介します。
現在こちらの映画が見られるお国にお住まいの方は、今後の映画選びのご参考までに。
あらすじ
大学生のダニは、双極性障害である妹テリーのことをいつも心配しながら暮らしていたがある日、妹は両親を巻き込み自宅で自殺をしてしまう。
ボーイフレンドのクリスチャンとダニは、既に微妙な関係ではあったが突然、家族に不幸な出来事が起こり苦しむダニを、クリスチャンは放おってはおけなかった。
クリスチャンと友人のマーク、ジョシュは翌年の夏90年に一度しか開催されないという”夏至祭”に、現地スウェーデンの田舎村出身である友人ペレから招待されている。
男同士で行く計画で、ダニにはそのことを話していなかったクリスチャン。
内緒にしていたとダニから責められた彼は、彼女も夏至祭へ誘い、友人たちには無理やり承諾を得る。
スウェーデンの田舎村に到着して、ペレの弟から歓迎を受ける4人はイギリスから招待されたというカップル、サイモンとコニーに出会う。
そして、歓迎の証として彼にもらったドラッグやお茶の影響からダニ、クリスチャン、マーク、ジョシュの意識は朦朧としてくるのだった・・・。
公開日:2020年2月21日(日本)
監督:アリ・アスター
脚本:アリ・アスター
製作:パトリック・アンデション、ラース・クヌードセン
製作総指揮:フレドリック・ハイニグ、ペレ・ニルソン、フィリップ・ウェストグレン
出演者:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィリアム・ブロムグレン、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィル・ポールター
音楽:ザ・ハクサン・クローク
「ミッドサマー」日本版 予告編
最後に
IMDbのトレビアによると、同じタイトル「Midsommar」で2003年に映画が公開されていますが、こちらはスウェーデンとデンマークの合作作品。
しかし、「夏至祭」にかかわるホラー映画ではないそうです。
とにかくね、冒頭でも申しましたが本当に気味の悪い映画でした。
なんかいろいろと頭に残る。
この作品の中の”夏至祭”はもちろん全て架空のものですが、ヒッピーのカルチャーとノルウェーやスウェーデン、デンマークやアイスランドなどの北欧に伝わる北欧神話などの要素が入り混じっているような。
話題は少々それますが、カナダ製作のTVシリーズ「Vikings」、邦題「ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」は好きでシーズン3まで見たんですよね。
調べましたら、今の所シーズン5までAmazon USAで配信されているよう。
なんで途中から見るの止めてるんだろ、見なくては。
取り合えず、「Midsommar」に興味が湧いた方、就寝前に見るのは控えた方が良いかもしれません。
悪夢を見る恐れが…。
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