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Amazon USAのプライム・ビデオより「One Night in Miami」邦題「あの夜、マイアミで」を見ました。
この作品はアフリカ系アメリカ人の歴史に名を残す、マルコムX、モハメド・アリ、サム・クック、ジム・ブラウンの4人である夜、繰り広げられたかもしれない、架空の出来事のドラマ映画。
監督を務めたのは俳優としても活躍するレジーナ・キング。
最も偉大なプロフットボール選手に選ばれた事のあるジム・ブラウンを演じたオルディス・ホッジと、サム・クックを演じたレスリー・オドム・Jr以外、私は初めてお見かけした俳優さんで新鮮でした。
特に、キングズレー・ベン=アディルの演じたマルコムXは新鮮だった。
イギリスの俳優さんなんですね。
そして、モハメド・アリを演じたイーライ・ゴリーはカナディアン。
今回は、そんな「One Night in Miami」のあらすじを少しだけご紹介します!
ぜひ、今後の映画選びのご参考までに♪
あらすじ
1963年、ロンドンでカシアス・クレイ(モハメド・アリ)は、ボクシングの試合を行っている。
一方、ニューヨークではソウルシンガーのサム・クックが白人の観客の前で冷たい視線を浴びながら歌を披露していた。
NFLプレイヤーのジム・ブラウンは、ジョージアに里帰りした際、友人宅を尋ねるが、そこでは当然の出来事のように人種差別を受ける。
そして、黒人解放運動の活動家であるマルコムXは、イスラム国家から分離しようと考えていた。
1964年、カシアス・クレイ(モハメド・アリ)がヘビー級世界チャンピオンになった事を祝福するため、友人であるマルコムX、サム・クック、ジム・ブラウンは見張りをつけたホテルの部屋に集まり、パーティを開くのだが・・・。
公開日:日本劇場未公開 2020年12月25日(米国)
配信開始日:2021年1月15日(日本)
配信会社:アマゾン
監督:レジーナ・キング
原作:ケンプ・パワーズ「One Night in Miami」
脚本:ケンプ・パワーズ
出演者:キングズレー・ベン=アディル、イーライ・ゴリー、オルディス・ホッジ、レスリー・オドム・Jr、ランス・レディック、他
音楽:テレンス・ブランチャード
「あの夜、マイアミで」英語版 予告編
最後に
積極的な公民権運動が行われていた時代のお話なので、映画を見ながら四六時中、誰か殺されるのではないかとハラハラしながら鑑賞しました。
しかし、身体的な暴力シーンは、ほぼありませんので苦手な人はご安心を。
それとこれは映画に直接関係のないお話。
いつも思う事なのですが、ほとんどの白人俳優陣は割と新人でも、ウィキペディアに日本語の記載があり、黒人俳優の日本語記載って少ない。
世の中は変わりつつあるのにまだ、日本人の黒人に対する関心はそれだけ低いんだね〜と思う。
しかし、韓国語の記載はある、と気づくことが多いので羨ましい限りです。
もちろん100%、毎回ウィキペディアの情報を信用しているわけではありませんが。
こんな事をいうと”じゃぁ自分で書けば?”と思う方もいらっしゃるでしょうが、私は専門家でないため、いくらウィキペディアとはいえ間違った情報があってはいけないと恐縮してしまうのです。
ただ自分自身の中で思っている事。
全く黒人の歴史をご存知でない方も、この映画をきっかけにそれぞれの人物に興味が湧いたら、そこからがアメリカの歴史を知る上で、最も欠かせない黒人の歴史を学ぶチャンスです♪
「あの夜、マイアミで」ぜひ!
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