Sorry to Bother You(2018)

One Dollar Bill

-Photo by Kurtis Garbutt

Amazon USAのプライム・ビデオより、ブラックコメディ映画「Sorry to Bother You」を見ました。

この映画は、ポリティカル・ヒップホップグループ「The Coup」のメンバーである、ブーツ・ライリーが初めて監督を務めた作品です。

サウンドトラックは、ほぼ全てがThe Coupによるもの。

ライリー監督いわく、2012年にリリースしたアルバム「Sorry To Bother You」は、映画のスクリプトがあることを気づいてもらうためのものだったそう。

しかし、公開に至るまでに6年もかかってしまったため、映画のためのサウンドトラックを新しく作ったのだとか。

YouTube「BUILD Series」のチャンネルより、ブーツ・ライリー監督率いるキャストの面々のインタビュー映像を見つけたのでリンクしますね。

少し長めです。

出典:BUILD Series / YouTube

主演はホラー映画、「GET OUT」にも出演されていた俳優でラッパーのラキース・スタンフィールド。

その他のキャストも豪華なのですが、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のグレン役で活躍した、韓国出身のアメリカ人俳優スティーヴン・ユァンも出演されています♪

今回はそんな映画、「Sorry to Bother You」のあらすじを少しだけご紹介!
どうぞ、ご覧ください。

あらすじ

カリフォルニア州のオークランドに暮らすキャッシュは、叔父のガレージを借りて住んでいた。

職探しをする中、やっと雇われた仕事はテレマーケティング。

上司に言われたよう、マニュアル通りに販売しようとするが、売り上げを獲得するどころか、話さえ聞いてもらえず電話は切られるばかり。

そんな中、隣の席に座っていた同僚から、お客には”White Voice”白人のように話すことを勧められ実行すると彼の営業成績は瞬く間に伸びていった。

そして、上司たちにも認められ昇進してゆくキャッシュだったが・・・。

公開日:日本公開未定 2018年7月6日(アメリカ)
監督:ブーツ・ライリー
脚本:ブーツ・ライリー
製作:ニナ・ヤン・ボン・ジョヴィ、ジョナサン・ダフィー、チャールズ・D・キング、ジョージ・ラッシュ、フォレスト・ウィテカー、ケリー・ウィリアムズ
製作総指揮:マイケル・Y・チョウ、ガス・デアドロフ、フィリップ・エンゲルホーン、ポピー・ハンクス、キャロライン・カプラン、キム・ロス、マイケル・K・シェン
出演者:ラキース・スタンフィールド、テッサ・トンプソン、ジャーメイン・フォーラー、オマリ・ハードウィック、テリー・クルーズ、ダニー・グローバー、スティーブン・ユァン
音楽:チューン・ヤーズ、The Coup

「ソーリー・トゥ・ボザー・ユー」英語Ver.予告編

出典: Movieclips Trailers / YouTube

「ソーリー・トゥ・ボザー・ユー」サウンドトラック

出典:Spotify

最後に

久々に、想像もつかないエンディングに驚かされた映画でした。

そして、日本の若い世代の方々にとって、もしこれが初めて見るブラックコメディ映画になったとしたら、私が10代の頃に見たスパイク・リー監督の「Do THE Right Thing」くらい感銘を受けるのかなぁ、などと思ってみたり。

思想とかファッション、音楽とか。

キャッシュのガールフレンド、デトロイトが身につけるイヤリングや彼女のスタイルは印象に残ります。

黒人文化や、アメリカという国の状況がわかっていると更に楽しめる映画で、ふわっとしか今はわかっていなくても、この映画が何かのきっかけになり、いろんな事を勉強してみたいと思える作品の映画かも!?

IMDb(インターネット・ムービー・データベース)を見ると、日本での公開は未定ですが劇場公開されるといいな。

劇場公開が叶えば、彼らの言葉にはどんな字幕が付けられるのだろう。
それも興味深い。

ブラックコメディ映画に興味のある方、キャストのファンの方々、ラッパーでもあるブーツ・ライリー監督の、映像の世界が見てみたい方はぜひお見逃しなく!

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