GET OUT「ゲット・アウト」(2017)

暗闇 darkness

アメリカで2017年2月に公開されたサイコホラー映画、「GET OUT(ゲット・アウト)」が日本でも公開されるとのこと。

公開された週末の興行収入で、一位を獲得した人気映画です。

思い起こせば、スーパーヒーロー映画でもディズニー映画でもないのに、シアターは満員でしたね。

しばらくは、SNSでも「ゲット・アウト」のパロディ的なものが話題になりましたが、日本での公開はないかもと、勝手に思い込んでいたのでとても嬉しく思います。

この映画の監督ジョーダン・ピールは、俳優でありコメディアンでもある多彩な才能の持ち主。

そんな彼が手がけた初めての監督作品は、人種をテーマにしたスリラーでサイコなホラームービーでした。

主役を務めたのは、アメリカでも徐々に人気を集めている、イギリスの俳優ダニエル・カルーヤ。

彼が出演している作品で、一番印象に残っているのは「Black Mirror(ブラック・ミラー)」という、Netflixでも配信されたテレビドラマです。

シリアスな役が似合う俳優さんなので、今回の役もピッタリだと思いました。

そんな、「ゲット・アウト」の映画をネタバレしない程度にご紹介します。

あらすじ

ある夜、黒人の男が携帯でガールフレンドと話ながら道を歩いていると突然、何者かに襲われ、車で連れ去られてしまう。

主人公のクリスは写真家で、彼のガールフレンドは白人のローズ。

いつも優しく、理解力のあるローズにクリスはメロメロでした。

そんな彼女との約束は、週末に彼女の実家を訪れご両親に挨拶をするというもの。

黒人のクリスが、白人家庭へ挨拶に行くというハードルは、決して低いものではありませんでしたが、クリスはローズを信頼していたので心配はしていませんでした。

ニューヨーク郊外の高級住宅街にあるローズの実家へ到着すると、神経外科医の父、ディーンと精神科医で催眠療法士の母ミッシー、弟のジェレミーを紹介される。

クリスはローズの家族に歓迎はされますが、そこで働くメイドや庭の整備員が黒人であることと、彼女たちの態度に違和感を覚えます。

彼女の実家に宿泊したその日の夜、クリスが庭に出ると猪突猛進に走ってくる整備員と出くわし、度肝を抜かれます。

そして、豪華な家の窓には、悲愴な面持ちで佇みクリスを見つめるメイドの姿が。

クリスの不信感は、次第に深まってゆく・・・。

公開日:2017年10月27日(日本)
監督:ジョーダン・ピール
脚本:ジョーダン・ピール
製作:ジェイソン・ブラム、ショーン・マッキトリック、エドワード・H・ハム・Jr.、ジョーダン・ピール
出演者:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、ブラッドリー・ウィットフォード、リル・レル・ハウリー、キース・スタンフィールド
音楽:マイケル・エイブルス

「ゲット・アウト」日本語字幕Ver. 予告編

出典:ユニバーサル・ピクチャーズ公式 / YouTube

「ゲット・アウト」サウンドトラック

出典:Spotify

最後に

人種をテーマにした人気の映画に、「クラッシュ」というのがありましたが、あの映画と違うのはアフリカン・アメリカンである黒人が主体の映画だということ。

私の黒人である夫は、それはもう身の毛もよだつほどの恐ろしさを感じたそうです。

ゾワッとする怖さと、サスペンスミステリーのような神妙な雰囲気を打ち破る、Lil Rel Howery(リル・レル・ハウリー)のジョークは、とても冴えていて笑えました。

クリスの親友役を演じたコメディアンでもある彼は、この映画で”Best Comedic Performance”MTVムービー&TVアワードを受賞しています。

IMDb(インターネット・ムービー・データベース)のトレビアによれば、監督のジョーダン・ピールは、俳優でコメディアンの先輩であるエディー・マーフィーのジョークから、この映画のインスピレーションを受けたそう。

秋に日本で公開される「ゲット・アウト」。

ぜひ、劇場まで足をお運びください♪

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