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-Photo by George Becker from Pexels–
アメリカのHBOから放送されていたTVドラマ、「Lovecraft Country」邦題「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」を、Amazon USAのプライム・ビデオよりシーズン1の全話見終えました。
この作品は、マット・ラフの小説「Lovecraft Country」を基にドラマ化されたホラーなTVドラマ。
by Amazon USA”ホラー”のジャンルにくくられたTVドラマや映画はたくさんありますが、今回の「Lovecraft Country」は人種差別問題も含むため、人の怖さもまざまざと見せつけられるドラマ。
人種差別に関する事件はフィクションではなく、アメリカの歴史の中で実際に行われてきた暴動や虐殺もストーリーに織り込まれているので、見ているのが苦しくなる場面もいくつかあり。
そうかと思えばSFホラー作家、H・P・ラヴクラフトの本の中に登場するようなモンスターに主人公が襲われたり。
インディー・ジョーンズのようなアドベンチャー的な要素も出てきたりと、とにかく”ホラーなドラマ”とひとくくりには言えないドラマです。
今回はそんな、「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」第1話のあらすじを少しだけご紹介します！
ぜひ、今後のドラマ選びのご参考までに。
あらすじ（シーズン1 第1話）
1950年代、ジム・クロウ時代のアメリカ。
朝鮮戦争からシカゴに帰国した主人公のアティカス・フリーマン。
行方不明である父の手紙には、彼の家族の遺産があるというマサチューセッツ州アーダムへ行くよう書いてあった。
アティカスの叔父ジョージは、Green Book（黒人のための旅行ガイドブック）の著者でGreen Book作成のため、アメリカ南部を車で旅する仕事をしている。
ジョージに父の事を相談し、一緒に旅をさせてもらうことになったアティカス。
友人であるレティも遠征のため同行するのだという。
そんな3人が訪れた最初の町では、人種差別主義者である白人たちから銃で脅されながら追い出されるが、彼らに襲いかかってくるのは人間だけではなく・・・。
配信会社：アマゾン・プライム・ビデオ（日本）
放送局：BS10 スターチャンネル（日本）
配信日：2020年10月24日（日本）
原作：マット・ラフ「Lovecraft Country」
企画：ミシャ・グリーン
製作総指揮：ジョーダン・ピール、J・J・エイブラムス、ヤン・ドマンジュ、ミシャ・グリーン、デヴィッド・ノラー、ビル・カッラーロ、ベン・スティーブンソン、ダニエル・サックハイム
エピソード：シーズン1 全10話
出演者：ジャーニー・スモレット＝ベル、ジョナサン・メジャース、アーンジャニュー・エリス、ウンミ・モサク、コートニー・B・ヴァンス、アビー・リー・カーショウ、ジェイミー・チャン、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、他
エンディングテーマ：アリス・スミス「Sinnerman」
「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」日本版 予告編
「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」サウンドトラック
最後に
H・P・ラヴクラフトの世界観に影響を受け書かれたとされる「Lovecraft Country」ですが、いろいろ読んでいくとH・P・ラヴクラフトって人は残念ながら人種差別主義者だったんですね。
ドラマは、とても辛くやり切れない気持ちになる場面もいくつかあるのですが、既にシーズン2が楽しみで仕方ありません。
キャストには、美しい韓国系アメリカ俳優のジェイミー・チャンもいらっしゃり、ちょっと気分が上がりました♪
出典：Jamie Chung（＠jamiejchung）/ Instagram
これまで多くの作品に出演されているようですが、彼女の出演作品を見たのは多分これが初めて。
「Lovecraft Country」まだ見ていないという方はぜひ！
アメリカの歴史はよく分からないという人も、このドラマをきっかけに、理解できなかった事は調べて学んでいくというのもありかもしれません。
アフリカ系アメリカ人である夫を持つ私も、いくつになっても現在進行系、勉強中であります。
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