Pan’s Labyrinth「パンズ・ラビリンス」(2006)

Dark Trees

-Photo by Johannes Plenio from Pexels

公開されてからかなり時間が経っていますが、夫がずっと見たかったけれど後回しになっていたという映画、「パンズ・ラビリンス」をAmazon USAのプライムビデオより見ました。

この映画は、スペインを舞台にしたメキシコ映画で監督はメキシコ出身のギレルモ・デル・トロ。

有名な作品で言うと、「ブレイド2」や「ヘルボーイ」「パシフィック・リム」などを手がけていて日本のアニメ、特に押井守監督作品のファンなのだとか。

余談ですが、もちろん私も押井守監督作品の大ファンです♡

「パンズ・ラビリンス」は、アメリカ映画と一味違ったダークなファンタジーワールドに、スペインで実際に起こった内戦が絡んだ、子供向けではない割とバイオレンスな物語。

第79回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞の3部門を受賞しています。

今回は、そんな「パンズ・ラビリンス」のあらすじをほんの少しだけご紹介します!
ぜひ、今後の映画鑑賞選びの参考にしてください♪

あらすじ

時は1944年、フランコ体制下のスペイン。
主人公の少女オフェリアは、病弱で妊娠中の母親と共に母親の再婚相手であるヴィダル大尉の元へ行くため馬車に乗っている。

母親の具合が悪くなってしまい、馬車を降りて休んでいる最中にオフェリアは森の中を散策してみる。

そこで不思議な石の像を見つけ、顔のパーツの欠けているところへ、パズルのように石のかけらをはめ込むと一匹の虫と出会った。

その虫にしばらく魅了されるオフェリアでしたが、また馬車に乗り込み軍の砦に到着してヴィタル大尉を母親から紹介されるが、彼は生まれてくる自分の息子にだけ気をかけ、全くオフェリアの事を顧みなかった。

その夜、オフェリアの寝室には森で出会った虫が現れ、目の前でその姿を妖精に変える。
そして、その妖精は彼女を迷宮へと導いていくのだが・・・。

公開日:2007年10月6日(日本)
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ
製作:アルフォンソ・キュアロン、ギレルモ・デル・トロ、ベルタ・ナマロ、フリダ・トレスブランコ
製作総指揮:ベツレヘム・アティエンサ、エレナ・マンリック
出演者:イバナ・バケーロ、セルジ・ロペス、マリベル・ヴェルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル
音楽:ハビエル・ナバレテ
コスチューム・デザイン:ララヒューテ

「パンズ・ラビリンス」日本語版 予告編

パンズ・ラビリンス/PAN’S LABYRINTH / 114sabbath

最後に

アメリカ映画ではあまり見ないタイプのエンディングが待ち受けています。
結構、衝撃的。
そして、おとぎ話の中に出てくるキャラクターはなかなかの風貌。

大人の私でも、夢に出てきて欲しくはないかな。

それと、ダークファンタジーなので全体的なビジュアルの色合いもダークなイメージではあるのですが、オフェリアやメイドのメルセデスの衣装は可愛かった。

襟のデザインやブラウスのボタン、ワンピースの形から羽織ものまで。

昔、スペイン出身のデザインブランドの販売に携わっていたせいだと思いますが、細部にまで拘ったデザインの洋服は注目して見てしまいます。

そんな「パンズ・ラビリンス」でしたが、興味を持たれた方は、ぜひレンタルやネット配信でご覧ください♪

恐怖映画として、ヒヤッとしたい夏の暑い日に見てみるのも良いかもしれません。

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