-Photo by Pixabay from Pexels–
しばらく気にはなっていて、見るのを先延ばしにしていた「The Social Dilemma」邦題、「監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影」を見ました。
この作品は、ネットフリックスオリジナルのドキュメンタリー映画。
ブログにするのに邦題を調べ、今回はなるほどと納得のゆく邦題タイトル。
内容そのものを文章にズバリとしたようなタイトルでわかり易い。
実際にシリコンバレーで、テクノロジーの会社に勤めていた人々のインタビューと、ドラマが同時進行になっています。
ティーンネイジャーのお子様をもつご両親は、ホラー映画のように感じてしまう作品かもしれません。
今回は、そんな「監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影」のあらすじを少しだけご紹介します。
ぜひ、今後の映画選びのご参考までに♪
あらすじ
元、Googleのデザイン倫理学者で、現在はヒューマンテクノロジーセンターの共同創設者トリスタン・ハリスを始めとした、各SNSで働いていたエグゼクティブやCEOたちによるインタビューでドキュメンタリーは始まる。
検索エンジンやSNSは私たちに噛ませる甘いキャンディ。
彼らが売りたい本当の”商品”は、物ではなく私たちに影響を与えること。
そしてコントロールすることです、と。
配信日:2020年9月9日(日本・米国)
配信会社:ネットフリックス
監督:ジェフ・オルロフスキー
脚本:デイビス・クーム、ヴィッキー・カーティス、ジェフ・オルロフスキー
出演者:トリスタン・ハリス、ジェフ・セイバート、ベイリー・リチャードソン、ジョー・トスカーノ、サンディ・ペルキラス、ヴィンセント・カーシーザー、他
音楽:マーク・A・クローフォード
「監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影」英語版 予告編
最後に
まぁ、そうなんだろうなと思っていたこともありましたが、この作品を見て自分自身がいかにソーシャルメディアのよいカモになっているのかよく理解できました。
しかし、だからといって、さぁ明日から全てのSNSをキレイさっぱり止めてしまおうとはならないのが人の性ではあります。
物語の後半、ナビゲーターのトリスタン・ハリスが「生まれながらMatrixの中にいてその世界しかしらないと、何がMatrixで何がそうでないのかがわからない。インターネットのある世界が当たり前でなかった、その前の時代を知っている私たち世代が、子供たちを正しい方向へ導かなければならない」
的な事をいっていて、なるほどなと思いました。
とは言え、大人もフェイクニュースに惑わされ、犯罪に手を染めてしまう人もいますから…。
コロナ禍により、ますますネット社会が濃くなる昨今、何が真実で何がそうでないのか、見極める知識と心の強さが必要ですね。
まず、テクノロジーの進化が”悪”とならないような世の中に変わっていかないと。
そうそう。
それから「Mad Men」でピート役を演じていた、ヴィンセント・カーシーザーが出演していましたね。
好きなTV番組で、ピートは印象的なキャラクターでしたからすぐに気づきました。
出演されている面々のインタビューを聞いている際、話し方が単調すぎて、眠気に襲われる場面もありましたが、見て損はないドキュメンタリー映画です!
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