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皆さまは、朝ごはんをきちんと食べる方ですか?
私は、朝に限り食欲がないのですが、年を重ねてゆくにつれ”朝ごはん”を食べる方がが体調が良い事に気づき、ここ何年かで何かを必ず食べるようになりました。
朝は食べない方が調子がよいと言われる方は、その習慣が体にもあっているのだと思うので、それはそれで良いと思います。
アメリカでの一般的な朝食は、シリアルやオートミールなどの、手っ取り早く食べられる甘い系のものが多いのですがそう毎朝、甘い朝食ばかりを食べたくはなく。
付け加えると、夏でも冷房などで体は冷えているのに、冷たいものを朝から食べたくはないんですよね。
オートミールは基本、温めて食べますがやはり甘い。
しかし、一般的な和食のメニューを毎朝食卓に並べる時間の余裕はありません。
そこで、最近、私が朝ごはんにハマっている食べ物がミックス・グレイン(雑穀米)を使った雑炊です。
ミックス・グレイン(MIXED GRAIN)は、普通のスーパーやTrader Joe’s、最近Amazon USAが買収したオーガニックストアの王様、Whole Foodsなどでも販売していますが、お値段を比べてみると中華系ストアの品の方が経済的。
もちろん、混ざっている雑穀米の種類により違ってくるのでしょうが、私の場合、イネ科のものが多く含まれているものの方が、身体に合っている気がします。
そんなわけで、今回は私が購入をしているミックス・グレインを元に、スーパーフードとも言われる雑穀米の栄養成分を、ご紹介していきたいと思います。
BLACK RICE(黒米)
黒米は、イネ科で古代米の一種。
栄養分は、白米と比べ多くのビタミンやミネラルを多く含む。
黒米の黒色の成分は、ポリフェノールの一種であるアントシアニン。 期待できる効果は、視力や肝機能の強化。
YELLOW MILLET(キビ)
イネ科の穀物。
黄色い色の成分には、健康維持にも役立つポリフェノールが含まれている。
マグネシウムや鉄分、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれているため、片頭痛や心臓発作などの予防に繋がると言われています。
PINTO BEANS(ピント豆・うずら豆)
豆類であるピント豆には、豊富なビタミンとミネラル、食物繊維が含まれている。
中でも、ピント豆に含まれるケンフェロールには、抗酸化作用と免疫をアップさせる効果があるそう。
BROWN RICE(玄米)
言わずと知れた玄米には、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
消化が悪いとも言われている玄米ですが、炊飯器で炊く前に水に三時間〜半日ほど浸し、炊き上がったら15分ほどよく蒸らすと良いそうですよ。
SORGHUM(ソルガム)
アメリカやアフリカ、インドなどで生産されているソルガムはイネ科の穀物。
ソルガムは、ナイアシン、リボフラビン、チアミンなどのビタミン類を含んでいるほか、マグネシウム、鉄分、銅、カルシウム、リン、カリウムなどのミネラルも豊富に含む。
特定されるガンの予防や糖尿病のコントロール、消化器官の健康を改善する効果があるのだとか。
今まであまり聞いたことのなかった食材ですが、アメリカでは健康志向の方々に割りと知られている食材みたいです。
BARLEY(大麦)
イネ科の穀物である大麦は、白米の約10倍もの食物繊維とカルシウムやカリウムなどのミネラル、ビタミンを豊富に含む。
そのため、消化の改善や血糖値のコントロール、コレステロールを下げるのに役立つそう。
GLUTINOUS RICE(もち米)
もち米は栄養素が高く、太りやすいとも思われがちなイネ科の穀物。
しかし、その栄養価は白米よりも高くカロリーは低いそう。
もち米には、身体をあたためる作用や、疲労回復などの効果が期待できるのだとか。
ただ、食べるとむくみやすくなる方もいるため、小豆と一緒に取るのが良いそう。
赤飯やおはぎなどは、理にかなった食べ物だったのですね。
RED GLUTINOUS RICE(赤もち米)
赤もち米の赤い色は、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているため。
必須アミノ酸や豊富なビタミン類を含み、身体をあたためる効果が期待できるそう。
特に冷え性の女性には、うれしい穀物です。
最後に
日本に住む友人から、体にいいらしいと聞いた「もち麦」が、どうしてもこちらで探せなかったので、できるだけ近い栄養素の物をとたどり着いたのが、こちらのミックス・グレインでした。
私はこちらのミックスグ・レインをまとめて炊き、一食分ずつを冷凍して毎朝、味噌やたまごなどを入れ、雑炊にして食べています。
こちらのミックス・グレインには”白米”が入っておりませんので、白米1に対してミックス・グレイン3を混ぜて炊いています。
身体も温まりますし、一日の始まりに丁度いいんですよね♪
昨今では、ダイエットや健康維持のため、糖質制限をされる方も多く敬遠されがちな炭水化物類ですが、食パンやシリアルに比べ腹持ちがよく、ビタミンやミネラルも豊富に含むミックス・グレイン(雑穀米)はおすすめです!
日本では、白米の需要が少なくなっていると聞きますが、健康を意識するアメリカ人たちの間では、日本の白米は大人気の食材。
今後の米市場は、日本人ではなく、海外の方々が支えてゆくのでは?と思うほどです。
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