-Photo by Shuxuan Cao from Pexels–
「泣く子はいねぇが」英語版タイトル「Any Crybabies Around?」を米国のNetflixより見ました。
この作品は、秋田県を舞台にした日本映画で、監督を務めたのは秋田県秋田市出身の佐藤快磨監督。
佐藤監督の出身地を舞台にした映画だったから、あんなに地方の雰囲気が満載に漂う作品に仕上がっていたのかな。
ジャンルは全く異なりますが、李監督が手掛けた日本映画「悪人」も、九州地方の田舎の雰囲気がとても上手く表現されていて、好きな映画作品の中の1つなんですよね。
私が九州の田舎出身のせいか、地方の、のんびりというか少々だらりとした、間延びした感じの雰囲気が十分に伝わってくる日本映画に自然と惹かれます。
主演は日本の俳優、仲野太賀さん。
相手役は吉岡里帆さん。
お二人とも私にはまだ馴染みのない若い俳優さんなので、妙に内容がリアルに伝わってきました。
そこへ、大好きな余貴美子さんに柳葉敏郎さんが登場して、グッとドキュメンタリーではなくフィクションだった感、が湧いてきた感じ。
今回はそんな日本映画「泣く子はいねぇが」のあらすじを少しだけご紹介します!
ぜひ、今後の映画選びのご参考までに♪
あらすじ
主人公のたすくは秋田県の男鹿半島で暮らしている。
妻、ことねとの間には子供が生まれ「凪(なぎ)」と名付けた。
市役所に出生届を提出しに行くも、係の人からコピーは取ったのかと聞かれ、届けは出さず持ち帰りことねに見せるが、書類に間違いがあると指摘されて不穏な空気になってしまう。
「何も考えていない」とたすくを詰ることね。
そんな空気の中から逃げるように、地元行事「なまはげ」に参加しなくてはと立ち上がるたすく。
「飲まないでよ」と釘を差されたが、その日の「なまはげ」に参加中、泥酔してしまっただけでは済まず、なまはげのお面を被ったまま全裸で街をかけぬけてしまい、TV局はその様子をカメラに収めていて・・・。
公開日:2020年11月20日(日本)
監督:佐藤快磨
脚本:佐藤快磨
製作:大日向隼、伴瀬萌、古市秀人
出演者:仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎、他
音楽:折坂悠太
主題歌:折坂悠太「春」
「泣く子はいねぇが」予告編
最後に
秋田名物「ババヘラアイス」や鍋料理、食べてみたくなりました♪
それから、秋田県の男鹿半島周辺で行われている「なまはげ」。
伝統行事とは言え、あれ子供は本気で怖いだろうな。
子供の頃、私は獅子舞に噛まれるのが無茶苦茶怖くて、物心がつくまで泣きわめいていた気がする。
Wikipediaを読むと「なまはげ」は基本、独身男性がなるものなのだとか。
しかし、現在では人手不足のため、既婚男性や留学生がなまはげに扮するようですが、女性は未だ検討中らしい。
どうして女性は駄目なのだろう。
相撲の”女性は土俵に上がってはいけない”、というルールと同じ事なのだろうか。。。
伝統は時代背景により、カタチを変えながら長く続く方が良いのに。
それと、ふと頭をよぎりましたが、泥酔すると裸になりたくなる人いますよね。
米国でそんな方に遭遇したことはありません(実際にはもしかしたらいるのかもしれないけれど)。
私の地元でも、若い頃の飲み会の写真に酔っ払ってズボンを脱ぎ、写真に写っている人がおりました。
まぁ、そんな写真は現像したあとすぐにゴミ箱行きでしたけど。
昭和の時代、写真は”現像”するまでどんな風に写っているのかわからないのが普通ね。
地方や地方文化が映し出された日本映画を見ると、生まれ育った頃の思い出が走馬灯のように駆け巡ったり、そこはなんで?という理解不能な出来事に出くわしたりするのは楽しい。
日本の地方文化や、独特の雰囲気に浸ってみたいという方はぜひ!
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