-Photo by abdul7amid alfadhly from Pexels–
はじめに
邦画「初恋(First Love)」を見た映画館で予告を見て以来、見たくて仕方がなかった韓国映画「Parasite」邦題「パラサイト 半地下の家族」をようやく見ました♪
Amazon USAのプライム・ビデオから見たのですが、あえて長く待ったのは配信されるのを待ったから。
英語が全く完璧ではない私が、アメリカで海外映画を楽しむには、英語の字幕を好きな時に一時停止して見られる状態が必要。
景色に気を取られて字幕が最後まで読めない、とかあれこの文章どういう意味?という時に通訳にもなる夫が横に居てくれるとなおの事◎
特に海外映画の字幕は、話されている言葉よりも短縮されているので、ある程度の推測も必要だったり。
幸いにも夫はどんなに夢中で映画を見ていたとしても、一時停止して私が何かを質問することにイライラしない人なので助かります。
むしろ、人に説明や解説などをする事が好きな人なので。
シアターではそんなやりとりも、もちろんできないため私の場合、日本語以外の海外映画は自宅で見るのが一番。
ポン・ジュノ監督作品のお話など
「パラサイト 半地下の家族」は日本でも2019年1月に一般公開された、コメディだけどスリリングな韓国映画。
カンヌ国際映画祭では、最高賞であるパルム・ドール賞を受賞されていますが、その他にもいくつもの賞を獲得している作品です。
米国では、各州各地の劇場で2019年8月より公開されたようですが、私の住む地域では未だに一般の劇場でも上映されています。
それだけ公開された後で人気が高まったということなのでしょうね。
私の住む場所は完全なる保守派の州なのに、アジア映画(しかも字幕)が一般の劇場でも公開されている事を誇らしく思います。
一般のアメリカ人の方々に、字幕が必要な海外映画は嫌われる傾向にあるので。
まんざらでもない場所に住んでいる♪という自信さえ湧いてくる。
「パラサイト 半地下の家族」の監督を務めたのは、韓国の映画監督で脚本家でもあるポン・ジュノ。
ポン・ジュノ監督作品は、キム・ヘジャ主演で韓流四天王と呼ばれたウォンビンも出演する、「母なる証明」米国でのタイトルは「Mother」が印象深い。
私はウォンビンファンでもあるためこの作品は映画館に観に行きましたね。
日本に住んでいた時期でした。
映画はあまり情報を入れすぎないで見るのが好きなので、監督が「母なる証明」を作り上げた方だったとは。
今回の「パラサイト 半地下の家族」を見て改めて思いましたが、私は好きな監督さんです。
以前にこちらのネット配信サイトから、「Sea Fog」邦題「海にかかる霧」というそれはそれは恐ろしい恐怖映画を見たのですが、ポン・ジュノ監督がこの作品にも脚本家として関わっていたのを見つけ、なるほどなと思いました。
そんな事で今回は「パラサイト 半地下の家族」のあらすじも少しだけご紹介。
ぜひ、今後の映画選びのご参考までに♪
あらすじ
キム一家はアパートの半地下で暮らしていた。
家族全員が失業中のため、低賃金の一時的な仕事をして生計を立てている。
ある日、長男ギウの友人ミニョクが遊びに来て、金運が上がるという岩をもらった。
そして、自分がやっていた家庭教師の仕事を引き継がないかと言われる。
ギウは自分は大学生でもないし、そんな資格もないからできないと一度は断るのだが・・・。
公開日:2020年1月10日(日本)
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン
出演者:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・ヘジン、他
音楽:チョン・ジェイル
「パラサイト 半地下の家族」日本版 予告編
最後に
主演のソン・ガンホは、ポン・ジュノ監督作品の常連の俳優さんなんですね。
大昔に見た韓国映画「シュリ」にも出演されているとの事ですが、残念ながらどんな役柄だったのか思い出せません。
他の俳優陣の中で「あ」と思ったのは、ユン・ウネちゃん主演の韓国ドラマ”コーヒープリンス1号店”でお兄さん役のイ・ソンギュンが出演していたこと。
低音で落ち着いた声が特徴的な素敵な俳優さんです。
気になった女優さんはパク・ソダム。
調べると「Fukuoka」というタイトルの映画に出演されていて、九州出身である私にとっては興味をそそられる。
しかし、今のところこちらからは見る手立てがないようで残念。
「パラサイト 半地下の家族」は日本やアメリカでも場所により劇場で絶賛上映中です!
出演する俳優陣のファンの方、興味の湧いた方はぜひご覧ください♡
追記:第92回のアカデミー賞では、最高賞である作品賞をはじめ監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を受賞されましたね!
おめでとうございます!!!
アカデミー賞で、字幕付きの海外映画が受賞されることは歴史的快挙ともいわれています。
ポン・ジュノ監督をはじめとする、「パラサイト 半地下の家族」映画にかかわった皆さま方の、今後の活躍を期待しています。
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