-Photo by Tom Fisk from Pexels–
米国のネットフリックスよりインドネシア映画、「PHOTOCOPIER」邦題「フォトコピー」を観ました。
インドネシア映画は初めて観た気がしますが、予告編で少しだけ興味が湧いたのでみてみたところ面白かった。
インドネシアのフィルムフェスティバルで最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞した作品との事。
監督は、カンヌ映画祭でインドネシア人初めての賞を受賞したというガス・バヌテジャ。
検索するとガス・バヌテジャ監督はジョグジャカルタの出身。
ジョグジャカルタは伝統的なジャワ美術の中心地なのだそう。
だからなのか〜と今、いろいろ合点がいく感じがしています。
主人公のSur(スール)を演じたのはインドネシアの俳優シェニア・シナモン。
そうは見えませんでしたが、これが初めての主演作品だったとか。
まだまだお若いので今後の活躍が期待されます。
そんな事で今回は、インドネシア映画「フォトコピー」のあらすじを少しだけご紹介!
ぜひ、今後の映画選びのご参考までに♪
あらすじ
大学生のスーリは、所属する劇団が優勝したのでその打ち上げパーティに参加した。
出かける際、父親からは飲酒しないようにと言われたがパーティは盛り上がり、全てが初めての経験だったスーリは、周りの雰囲気に押されつい飲み過ぎてしまう。
次の日には奨学金の面接があった。
時間通りには起きれず、パーティに出かけた服装のまま慌てて出向いたが、面接官からはパーティで酔いつぶれている自撮り写真がSNSで出回っている事を指摘され、生活態度が悪いと奨学金を取り消されてしまった。
意気消沈するスーリだったが、彼女はパーティでの記憶が途中から消えていた。
自撮りを撮った記憶もそれを投稿した記憶も全くない。
全てに納得のいかないスーリは、パーティで自分の身に何が起こったのかを知るため、事実を追求しようとするのだが・・・。
公開日:2021年10月8日(釜山国際映画祭)
配信日:2022年1月13日(日本、米国、他)
配信会社:ネットフリックス
監督:ガス・バヌテジャ
脚本:ガス・バヌテジャ
出演者:シェニア・シナモン、デア・パネンドラ、チッコ・クルニアワン、ジュリオ・パレンクアン、ジェローム・クルニア、ルテイシャ、他
音楽:イェンヌ・アリエンドラ
言語:インドネシア語
「PHOTOCOPIER」英語字幕 予告編
最後に
インドネシアはイスラム教が1番多い宗教だと読んだので、物事の表現がああいう感じだったのかなと思ったり。
撮影は首都ジャカルタでされたそうですが一瞬、スーリが住んでいるレトロな街並みからチラリと、高層ビルが立ち並ぶ景色が見えた場面がありました。
インドネシアも格差社会なのだと改めて実感した一瞬だった。
それから、若者たちがパーティで楽しそうに踊る音楽が気になりました。
ガス・バヌテジャ監督の意図で、インドネシアのアーティスト?の音楽ばかりがセレクトされたのでしょうかね。
ハウスミュージックに民族音楽がミックスされたような、神秘的な感じの音楽。
検索しましたがサウンドトラックは見つけられなかった。
なかなかハラハラさせられた社会派の映画です。
興味を持たれた方はぜひ!
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