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-Photo by Burst–
春の季節の特徴でしょうか。
寒いんだか暖かいんだかよくわからない気温の中、頭がボ〜〜〜ッとします。
晴れると特にね。
そして無気力になるというか。
更年期のせいもあるのでしょうが。
なんか、何かのせいと思うと気持ちが少し楽。
そういう事をブログに記しておくのもまた精神的にも良いかなと。
皆さまはそんな季節の中いかがお過ごしでしょうか?
さて、そんな中ですが今回は「私の青春♡を支えた10冊の本」を作家名別、初版の年代順にご披露します。
若かりし頃の好みの本をお教えするなど、心の内側を見られるようで気恥ずかしい気もしますがよろしくお願いします。
80年代〜90年代☆私の青春を支えた10冊
フランソワーズ・サガン
悲しみよこんにちは
ストーリー
セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ…。
引用元:楽天ブックス
発売年月日:1954年
何か、セシルと同じティーンネイジャーの時にこの本を読んでいて良かったと思っている本です。
彼女の朝食だった、オレンジとコーヒーという組み合わせも外国の雰囲気も新鮮で好きでした。
今読み返したらどういう気持ちになるのだろう。
氷室冴子
クララ白書
ストーリー
寄宿舎生活では、外部(特に男性)からの電話と手紙にとても厳しい。美人のマッキーはラブレターが届くたびにシスターに呼び出されて憤慨しているが、「しーの」はそれを羨ましく思っていた。だってやっぱり、一度でいいから同年代の男の子からラブレターなんてものをもらってみたいじゃない? そんなしーのにも、知らない男の子からの手紙が!
引用元:楽天Kobo電子書籍ストア
発売年月日:1980年4月10日
内容はうっすらとしか記憶にないのですが、氷室冴子さんの小説は本棚にまずまずありました。
こちらのクララ白書は、80年代の人気アイドル「少女隊」が出演し映画化もされたんですよね。
ちなみに少女隊の中では麗子のファンでした♪
現在は本名の安原麗子で女優や声優業をされているようです。
赤川次郎
三姉妹探偵団
ストーリー
お人好しだが低血圧で引っ込み思案で頼りない女子大生の長女・綾子。男っぽい気性で頑張り屋の高校生の次女・夕里子。ドライで金銭感覚の発達した中学生の三女・珠美。綾子の文化祭に落ち目の歌手・神山田タカシを呼んだことから起きた殺人事件。綾子の命も狙われ、いよいよ三姉妹探偵団のご登場!!
引用元:audible
発売年月日:1985年7月15日
子供の頃の探偵小説と言えば、私は赤川次郎さんでした。
特に三姉妹が事件を解決してゆく「三姉妹探偵団」シリーズは、読めば清々しく爽快な気分になっていた気がします。
山田詠美
ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー
ストーリー
体はね、お菓子のようなものよ。心はね、パンのようなものなのよ。ベイビー」(「ME AND MRS. JONES」より)。「女の愛し方を知ってるの?」「体は知ってるけど、心の方は自信がねえな」(「FEEL THE FIRE」より)。ソウル・ミュージックの名曲タイトルを冠した8つの短篇からなる、極上の恋愛小説集。
引用元:ブックパス
発売年月日:1987年11月
この小説を読んだとき、タイトルになっているソウルミュージックはほぼ知っていたと思うのですが、内容は全て未知の世界のものでした。
山田詠美さんの描く恋愛の世界はとても官能的かつ刺激的で。
まさかあの頃は、自分がアフリカン・アメリカンの男性と結婚するとは想像もしておりませんでしたけどね。
片岡義男
魚座最後の日
ストーリー
一枚の白い半袖のシャツから、ながく続く恋愛関係のストーリーがはじまる。夏の終り、快晴の日、人のいない海岸、白い半袖のシャツは青い空に舞う。砂の上からそれをひろいあげ、再び身につける彼女の指さきが、ストーリーのドアを開く。
引用元:紀伊國屋書店
発売年月日:1988年6月
片岡義男さんの本で好きな作品はたくさんあるのですが、あえてこちらを。
夏が大好きだった若い頃、大人の女性になることへの憧れと、わくわくする夏の始まりと、なんとも爽やかでほろ苦い感情を味わった本のように思います。
銀色夏生
Go Go Heavenの勇気
ストーリー
生まれることも歴史です。失うことも歴史です。
引用元:銀色夏生 公式HP
私たちが最も大切にしなければならないことは、私たちの本当の目的です。
私たちの目的は、素晴らしく美しく悲しいほど純粋だったのではなかったでしょうか。
そのためになら生きていることを誇れるという目的だったのではないでしょうか。
私たちはそのことをうっかりと忘れないためにこそ、お互いに存在しているのです。
発売年月日:1988年7月
こちらのフォトエッセイがが銀色夏生さんの作品で最初に手にした本でした。
丁度この時期に好きな人が出来たため少女の乙女心にどんぴしゃ。
銀色夏生さんの世界観に無茶苦茶のめり込んで行ったのでした。
吉本ばなな
N・P
ストーリー
97本の短編が収録された「N・P」。著者・高瀬皿男はアメリカに暮らし、48歳で自殺を遂げている。彼には2人の遺児がいた。咲、乙彦の二卵性双生児の姉弟。風美は、高校生のときに恋人の庄司と、狂気の光を目にたたえる姉弟とパーティで出会っていた。
引用元:楽天ブックス
発売年月日:1990年12月25日
それまでの吉本ばななさんの作品とは少し違うと感じました。
読み進めていくたびに、悪寒が走った覚えもあるような。
しかし、最後まで見届けなければという義務感と中毒性みたいなものにかられて読んだ本です。
森瑤子
非常識の美学
ストーリー
遅刻することも、嘘をつくことも、あの女(ひと)ならステキにみえてしまうのは、なぜ? 我がままが似合う女になるための秘密の数々。森瑶子が全ての女性に贈る、非常識の楽しみ方。
引用元:BookLive
発行年月日:1992年
自由奔放に生きる森瑤子さんの小説に出てくるような女性に憧れていました。
都会的な雰囲気、美味しそうな食べ物やお酒の出てくるエッセイも大好きだったんですよね。
そして、森瑤子さんの本はよく旅のお供にしていました。
主人公にもよりますが、その女性が持つ自由で孤独な感じと、一人で移動する時の開放的、それでも時々感じる孤独感みたいなものがリンクしていたような気がします。
吉元由美
愛は誰のものでもなく
ストーリー
気ままな彫刻家との不安定な愛に身をゆだね、その孤独を受け入れることを南の島で決意する表題作。恋することの至福と悲しみ。杏里の海にちなんだヒット曲が主題の、せつない恋愛小説集。(喜多嶋 隆)
引用元:amazon.co.jp
発売年月日:1994年6月
昔は夏に「杏里」の音楽が欠かせなくて、とにかくよく聞いていたのですが、その歌詞の大半を手がけていたのが吉元由美さん。
杏里の歌の世界が物語になった恋愛小説は、私にとって必読の一冊でした。
小泉今日子
パンダのanan
ストーリー
子どもの頃の話から、結婚して現在に至るまでの様々なエピソードを満載したエッセイ集。章ごとに一枚のカラー写真がそえられ、楽しいコメントが付いている。『an・an』の連載を一冊に。
引用元:honto
発売年月日:1997年3月
アイドル時代を少し過ぎたキョンキョンのエッセイ集。
この頃、私は遊学中で幼馴染が「こんなの出たよ♪」とアメリカまでわざわざ送ってくれたんですよね。
なんでもない日常の姿のキョンキョンと文章にかなり癒やされました♡
最後に
いかがでしたか?
ご存知の本、好みが同じだった本などありましたでしょうか?
引っ越しを繰り返す中で、これらの本は処分してしまったのですが、全て今また読み返したい気持ちでいっぱいなんですよね。
ここに「BOOKOFF」が出来ればなぁ。
いや、その気になればAmazon USAから手に入るものもあるか。
「懐かしい気持ち」は脳にとってもメリットがあるといいますからね♪
皆さまも、ご自身が楽しくなれるいろんな事に挑戦して、毎日をヘルシーでハッピーにお過ごしください♡
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