置いてきた家具達の事をふと思う

orange sofa

-Photo by Martin Péchy from Pexels

再び月曜日がやって参りました。

昨夜は雨が降ったのか今朝、外を見たら地面が濡れており。

空気は生暖かく全く寒くないのですが、週明けからさえない天気だと思っていたら晴れてきた。

本日のアメリカはPresidents’ Day(大統領の日)という事で、公務員の人々は祝日のようですが、民間企業は休みにならないところもあり、夫は相変わらず仕事をしています。

それで、日本のTV番組は「Dailymotion」から見ることも多いのですが、最近コマーシャルにここの州知事の宣伝がかなり頻繁に流れてくるため、しばらく「Dailymotion」見るの止めることにしました。

ここの宣伝は”この宣伝に興味がない”など、閉じられるオプションもないので。

平和な気分で日本の番組を見ている途中、彼らの顔がちょいちょい出て来るのでは余計なストレスの種になるわ×

応援しているのは民主党の議員だから。


それはそうと、着々と家具が揃い、やっと寛げる空間として整ってきつつある我が家ですがふと、前のアパートメントからここに持って来られたなかった家具達の事を思う。

嫌いなデザインの物は1つもなかったけれど、愛着のあった家具は実は私には1つもなかった。

それは、夫がほぼ1人で選んだ家具だったので。

11年前、アメリカ本土に戻りたかったのは、ほとんど夫だけの意思だったからな〜。

日本でのキャリアがこれ以上積めないと思った夫は、しばらく社内で米国勤務の人々に根回しを続けており。

チャンスが巡ってきたので、それを素早く掴んだ夫。

私は週に2、3度オフィスワークのパートをして、関東住みの友人らと会い、地元から親戚や親友なんかも遊びに来てくれる横浜での暮らしが快適だった。

夫も日本暮らしを満喫しているだろうと思っていたのですが、少し違っていて。

米国への転勤が確実に決まるとほぼ毎日、ケンカばかりで。

以前、暮らした事があり友人も住む南カリフォルニアならまだしも、つても何も、興味もないこの土地でどうやって私が生きていけるのだろう?という不安がまずあった。

この土地に出張で訪れていた夫は、チェーン店のアジア系スーパーマーケットなど皆無だったので、私は暮らしていけないかもしれないと思ったと言います。

それでも、強行突破で渡米を決めた夫。

嫌々、でも日本に1人で残るべきではないという気がしたのでついてきた私。

そんな中でも、必要な物は買い揃えなければならず、知り合いと共に出向いた家具屋で私たちはほとんど会話をしていない。

夫は自分が好きなデザインを1人で選び買ったわけです。

私の意見など聞かずに。

必要ともせずに。

二人共、ここでの暮らしは長くは続かないだろうと思っていたけれど、それが段々と住めば都、的な感じになってきたのはいつの頃からか。。。

南カリフォルニアとは比べものになりませんが、意外にもアジア系がまずまず住んでいた、という事が救いだったと思う。

少人数ではあるけれど、気の許せる友人もでき。

この土地もみるみるうちに成長してきて。

と言ってもゴリゴリ共和党の州なんだよな、という事実は常に念頭にあるわけで。

そんなこんなで、コンテナに無理やりにでも積み込もうという気になれなかった昔の家具達。

夫も同じ気持ちだったのではないかと思う。

私達が物を選ぶ基準は結構違う。

センスもバラバラ。

ですから、今回の家具はかなり2人で話し合い、お互いで歩み寄り、納得できる物を選んだ。

そんな家具たちに囲まれているせいか、気持ちの充実度が以前とは全く違う気がしています。

人生いろいろ♪

いろいろややこしく生きてます。

本日はそんな事でした。

日本列島の今週は”爆弾低気圧”というものの影響で厳しい寒さになるとの事。

暖かくしてお過ごしください♡

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