2017年4月から、アメリカのHuluより配信されているTVドラマ「The Handmaid’s Tale(ハンドメイド・テール)」。
シーズン1をやっと見終えましたが、女性からするとこのドラマは、始めから終わりまで、ほぼ嫌悪感しか沸かない、ストレスフルのドラマというのが率直な感想です。
なぜ見始めたのかというと、”Orange is the New Black”に出演していた、サミラ・ワイリーとエリザベス・モスが好きな女優さんだったので。
出典:The Handmaid’s Tale(@handmaidsonhulu)/ Instagram
そんな理由で、うっかり見てしまい、見始めると終わりを見届けないことには終われない。
このまま、やられっぱなしでは後味が悪いのです。
今回は、そんな「The Handmaid’s Tale(ハンドメイド・テイル)」について少しだけご紹介します。
どんなドラマ?
このドラマは、カナダの小説家、マーガレット・アトウッドの「The Handmaid’s Tale」日本語のタイトルでは、「侍女の物語」がアメリカでドラマ化されたもの。
近未来の社会で、一般女性は子供を産む道具「侍女」として生きていかなければならない、という試練の物語です。
この小説は、発表された1985年にベストセラーとなり、数々の賞を受賞した人気作で、1990年にはアメリカで映画化もされました。
現在は、TVドラマシリーズのシーズン2の製作が2018年の配信に向け、開始されています。
アメリカに本拠地を置く、動画配信サービスHuluのオリジナル作品です。
あらすじ
性感染症や環境汚染のため、出生率が低下してしまったアメリカは、キリスト教原理主義である「ギルアド」政権との内戦状態にある。
ギルアド政権の法律では、女性は子供を産むだけの奴隷であるので、労働や財産の所有、本を読むことなどが許可されていない。
そんな背景の中、主人公のオブフレッドは、夫のルーク、娘のハナと三人で雪の積もる山道を追っ手から逃げていた。
オブフレッドは娘を抱え、夫のルークと別の道を逃げることになるが、捕まってしまい山には銃声が鳴り響く。
娘は連れ去られ、オブフレッドは、フレッド・ウォーターフォード司令官の元へメイドとして送られる。
オブフレッドの役割は、食料品の買い物とフレッド司令官夫妻のために子供を産むこと。
彼女は、買い物の途中でゲイ、中絶を許可している病院で働く人々、カトリック教徒などが高い壁に首吊りされ、処刑されているのを目にする。
メイドたちは、いつも銃を構えた男たちの監視下にあった。
この世界に逃げる道などない。
神に祈り、司令官から儀式という名のレイプを受けながら、絶望に満ちた毎日を送るオブフレッド・・・。
配信日:2018年2月28日(日本)
配信会社:Huluジャパン
原作:マーガレット・アトウッド「The Handmaid’s Tale」
エピソード:
シーズン1 全10話
シーズン2 全13話
シーズン3 全13話
シーズン4 全10話
出演者:エリザベス・モス、イヴォンヌ・ストラホフスキー、マックス・ミンゲラ、ジョセフ・ファインズ、サミラ・ワイリー、O・T・ファングベンル
「ハンドメイド・テイル」日本版 予告編
最後に
大変恐ろしくて、おぞましいドラマです。
全10話までストレスしかない。
思想が偏ると実際、こういう社会にも成りかねないと恐ろしくなる世の中に今はあると思いますしね。
そういうことも見込んで、Huluは製作に挑んだのかもしれませんよね。
クワバラクワバラ。
とにかく、早く女性たちの巻き返しが見たい。
そんな一心で、シーズン2を待ち望んでおります。
そんなにストレスなら、結末を小説で読んでしまおうか、映画を観てしまう?とも考えましたが、既にTVドラマでスタートしてしまったので、ここは一つ我慢をしてみようと思います。
IMDb(インターネット・ムービー・データベース)のトレビアによると、原作者のマーガレット・アトウッドは、シーズン1の1話に主人公のオブフレッドを叩く役で出演されているそうですよ。
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