Night School「ナイトスクール」(2018)

School 学校

-Photo by Gratisography

アメリカのコメディ映画「Night School」をAmazon USAのプライム・ビデオより見ました。

Night School by Amazon USA

主演は昨年、オスカーの司会を辞退したことでも話題になったコメディアンのケビン・ハート。

アフリカン・アメリカン・コメディアンのビッグスターを、夫の年代で年齢の高い順に言うとリチャード・プライヤー、エディー・マーフィー、クリス・ロック、デイヴ・シャペルそしてケビン・ハートという感じ。

私生活でも割と破天荒なケビンですが、私は大ファンです♡

ざっくばらんで単純な彼の笑いのスタイルは面白い。

さまざまな人種の方が今では彼の事を支持していますが、ケビン・ハートのお笑いには黒人文化が色濃く鏤められているため、彼らの文化を理解していないと笑えないというところはあります。

それに、「あれ。ここって私は笑っていいところ?」と自問自答することもしばしば。

どんな人種のお笑いにも、その方々の文化や習慣が練り込まれているので、それを理解していない限り、笑いという感情に到達しないというのはありますよね。

そう言えば、ホリデー期間中にアメリカの俳優でありコメディアンの、ジョン・レグイザモによる「John Leguizamo’s Latin History for Morons」というドキュメンタリー・コメディを見たのですが、何度も画面を止めては夫からの説明を受け笑う、というのを繰り返したのでした。

ジョン・レグイザモはコロンビア系アメリカ人なので、ラテン文化のお話が中心となった興味深くて面白い番組でした。

それはさておき、今回はケビンの「Night School」のお話。

「Night School」は、直訳すると夜間学校ですが日本の夜間学校と違い、クラスにはESLからGeneral Educational Development(高卒認定を取得できるクラス)、職業訓練クラスなどがあり、社会人になった後でも通える学校の事。

この映画で主人公のテディが通った「Night School」は、高校の夜間学校ですがカレッジのナイト・スクールもあります。

私はカレッジの職業訓練(ITのソフト関連のクラス)に、語学学校の延長のような気持ちで通ったことがあります。

そこで教える先生の知名度や授業内容の人気度により、生徒の人数が全く違ってくるので競争率の高いクラスは早めに行って並ばないと、授業が受けられないという時代でした。

今は、ネットで予約ができる便利な時代になっているから、身体的な大変さはないのでしょうね。

また話題が脱線してしまいましたが、今回はそんな「Night School」のあらすじを少しだけご紹介します!

ぜひ、ご覧ください♪

あらすじ

2001年まだ高校生だったテディ・ウォーカーは、大学の進路に関わる重大なテストの最中に全く集中できず、途中でテストを放棄し学校も辞めてしまう。

2018年すっかり大人になったテディは、バーベキュー・グリル店の販売員として働いており、裕福で素敵な女性リサと交際している。

しかし、テディはリサに実際の自分の年収よりも多く稼いでいると見せたいがため、見栄を張り派手なスポーツカーに乗って、リッチな生活をしていると見せかけていた。

ある日、職場で店の後継ぎには自分が指名される事を聞いたテディは、リサに結婚を申し込むことを決め、自身が勤めるバーベキューグリル店でたくさんの”火”を使い、ロマンティックなお膳立てをしてプロポーズするのだが、誤って爆発事故を起こしてしまい仕事を失ってしまう。

落ち込むテディだったが、高校時代からの親友マーヴィンが、金融業の仕事を斡旋してくれると言う。

そして、その職につくためにはどうしてもGED(高卒認定)が必要だった。

テディはやむを得ず、自分が退学した高校へ通うことにするのだが・・・。

公開日:劇場未公開(日本) 2018年9月28日(米国)
配信会社:Amazon プライム・ビデオ
配信日:2020年2月28日
監督:マルコム・D・リー
脚本:ケビン・ハート、ハリー・ラッチフォード、ジョーイ・ウェルズ、マット・ケラード、ニコラス・ストーラー、ジョン・ハンブルグ
製作:ケビン・ハート、ウィル・パッカー
製作総指揮:マルコム・D・リー、ジェームズ・ロペス
出演者:ケビン・ハート、ティファニー・ハディッシュ、ベン・シュワルツ、ロマニー・マルコ、メガリン・エコクンウォーク、メアリー・リン・ライスカブ
音楽:デヴィッド・ニューマン

「ナイトスクール」英語Ver.予告編

出典:Movieclips Trailers / YouTube

「ナイトスクール」サウンドトラック

出典:Spotify

最後に

監督はアメリカの映画監督で脚本家でもあるマルコム・D・リー。

彼の作品は、1999年にリリースされた「The Best Man」、2016年アイス・キューブ主演の「Barbershop」の二つを見ていました。

笑えて、気持ちが最後にはあたたかくなるハートフル・コメディが、マルコム監督の描く世界観なのかなという気がします。

それから、「Night School」のサウンドトラックをSpotifyで見つけたので貼り付けてみました♪

「ワードプレス5.0」導入仕立ての頃は、上手くアップロード出来ませんでしたが修正されたようです♡

アフリカン・アメリカン映画やコメディ映画、ヒップホップが好きな方、出演者の中に好きな役者さんがいらっしゃる方には、おすすめのハートフル・コメディ映画です。

笑いたくて、肩の力を抜いてリラックスしたい休日などに丁度いい。

日本では劇場公開にならなくても、ネット配信などで見られるようになるかもしれませんから、その際にはお見逃しなく!

追記:2020年2月28日に日本のAmazonプライム・ビデオより、ネット配信が開始されました。

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